【ポイント】
・ティグライ州に駐屯している国防軍が攻撃を受け、アビィ首相はTPLFによる攻撃であり、実力行使を行うとしています。
・ティグライ州では通信制限が行われています。同州内の邦人の方は、軍・政府施設に近づかないでください。
・アディスアベバ等でも、検問の設置等が行われる可能性があります。不要不急の外出を避け、関連情報に注意してください。
【本文】
11月4日、アビィ首相は記者会見において、ティグライ州に駐屯している国防軍が、TPLFによる攻撃を受けたと発表しました。攻撃はティグライ州メケレのほか、ダンシャ地方(ティグライ州南西部とアムハラ州北西部の州境)で発生し、攻撃は今後も続く可能性があるため、警戒を強め、軍や警察など治安部隊の施設周辺に対する防御を強化する旨発表しています。
また、報道によれば、アビィ首相は、「政府は戦争を避けようと努力してきたが、片方の側の努力だけでは避けられない。国を救うため、実力行使が唯一の選択肢だ」と述べ、TPLFに対する軍事攻撃を命じたとしています。
既にティグライ州全土でインターネットが遮断されているほか、電話などの通信も制限されているとの情報があります。
今後ティグライ州、及び、アムハラ州において、さらなる軍事衝突が発生するおそれがあります。また、これによりエチオピア全土に混乱が広がる可能性も排除できず、首都を含め各地で治安部隊の配置や検問が行われる可能性があります。
在留邦人の皆様は情報収集に努め、軍や警察の施設には近づかず、不要不急の外出や旅行は避け、安全確保に努めてください。
以上
【在エチオピア日本国大使館】
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《緊急連絡先》
警備領事班
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