スイス入国時に検疫措置(自己隔離)が必要となる対象国及び地域の改訂(7回目)について(スイス連邦内務省保健庁発表)

●10月9日、スイス連邦内務省保健庁は、新型コロナウイルス感染症対策として、7月 6日から実施している特定の国及び地域からスイスへ入国する者に対する検疫措置(10 日間の自己隔離)について、対象となる国及び地域のリストを改訂(7回目)

10月9日、スイス連邦内務省保健庁は、新型コロナウイルス感染症対策として、7月6 日から実施している特定の国及び地域からスイスへ入国する者に対する検疫措置(10日 間の自己隔離)について、対象となる国及び地域のリストを改訂(7回目)しました。

1 適用日時(改訂)

2020年10月12日(月)午前0時から

2 対象者

スイスへ入国する過去10日間以内に感染リスクが増大している国及び地域(以下5を参 照)に滞在した者(トランジットのため24時間未満の滞在にとどまる者は対象外)。

なお、国境を越えて通勤する者等は、検疫措置の要請対象から除外されています。また、 以下に該当する者も対象外です。

(1)感染防止措置が講じられた国外イベント等の場合

・文化的イベントへの参加から帰国したクリエイティブアーティスト

・競技会の参加から帰国したアスリート

・専門的会議の参加から帰国した者

(2)専門的又は医学的理由で渡航しなければならず、延期できない場合

5日間を超えて国外に留まることはできず、また、感染防止措置を講じる必要があります。

3 実施内容

スイス入国後直ちに自宅又は宿泊施設に移動し、最大10日間の自己隔離を実施する。

4 報告義務

検疫措置(自己隔離)の義務を負う者は、スイス入国から2日以内に所管の州当局に入国 した旨を報告し、当局の指示に従わなければならない。

5 (スイスが指定する)感染リスクの高い国、地域等(改訂)

基準値は、当該国、地域等において過去14日間における人口10万人当たりの新規感染 者数が「60」以上(欧州疾病予防管理センターのデータに基づく。)。

ただし、スイスと国境を接し、経済的、社会的及び文化的な繋がりが強い地域は、基準値 を超えた場合でも当該リストから除外される場合があります。

具体的な国、地域等は次のとおりです。

(1)スイス隣接国地域等

【ドイツ】(追加)

ベルリン州

ハンブルク州

【フランス】

(地域圏)

ブルターニュ

・サントル=ヴァル・ド・ロワール

・コルス(コルシカ島全域)

・オー=ド=フランス

・イル=ド=フランス

・ノルマンディー

・ヌーヴェル=アキテーヌ

オクシタニー

・ペイ・ド・ラ・ロワール

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール

(海外領土)

グアドループ

・仏領ギアナ

・レユニオン

マルティニーク

・マイヨット

仏領ポリネシア

サン・バルテルミー島

サン・マルタン島セント・マーチン島北部、仏領)

【イタリア】

カンパーニャ州(追加)

リグーリア州

サルディーニャ州(追加)

ヴェネト州(追加)

オーストリア

・ブルゲンラント州(追加)

ニーダーエスターライヒ州

オーバーエスターライヒ州

ザルツブルク州(追加)

・ウィーン州

(2)スイスに隣接していない国地域(※海外領土等、当該国全領域を含む)

アルバニア

アンドラ

・アルゼンチン

アルメニア

バハマ

バーレーン

・ベルギー

ベリーズ

パレスチナ

ボスニア・ヘルツェゴビナ

・ブラジル

カーボベルデ

・チリ

コスタリカ

デンマーク

エクアドル

ジョージア(追加)

ガイアナ

ホンジュラス

・インド

イラク

・イラン(追加)

アイルランド

アイスランド

イスラエル

・ジャマイカ

・ヨルダン(追加)

・カナダ(追加)

カタール

・コロンビア

クロアチア

クウェート

レバノン

リビア

ルクセンブルク

モルディブ

・マルタ

・モロッコ

モルドバ

モナコ

モンテネグロ

・ネパール

・オランダ

北マケドニア

オマーン

パナマ

パラグアイ

・ペルー

ポルトガル

ルーマニア

・ロシア(追加)

スロバキア(追加)

スロベニア

・スペイン

チェコ

チュニジア(追加)

ウクライナ

ハンガリー

アラブ首長国連邦

・英国

・米国

※ドイツ語でのリスト順に記載

6 今回の改訂でリストから除外された国

ボリビア

ドミニカ共和国

ナミビア

スリナム

トリニダード・トバゴ

7 注意事項

陰性証明を有していても、本件検疫措置(自己隔離)の義務は免除されないとのことです。 また、検疫措置(自己隔離)の義務を遵守しない者に対しては、重大な違反の場合は最高 1万フラン、過失の場合は最高5千フランの罰金を各州が科す場合がありますのでご注意 ください。

スイス連邦内務省保健庁発表

https://www.bag.admin.ch/bag/de/home/krankheiten/ausbrueche-epidemien-pandemien/aktuelle-ausbrueche-epidemien/novel-cov/empfehlungen-fuer-reisende/quarantaene-einreisende.html

(リンクはドイツ語、他にフランス語、イタリア語及び英語有)

〇参考

(1)6回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100097072.pdf

(2)5回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100092445.pdf

(3)4回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100090469.pdf

(4)3回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100085152.pdf

(5)2回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100081050.pdf

(6)1回目改訂のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100076347.pdf

(7)当初のリスト

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100070829.pdf

(連絡先)

〇在スイス日本国大使館 領事班

電話:031 300 2222

Fax :031 300 2256

メール:consularsection@br.mofa.go.jp

ホームページ:https://www.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

〇在ジュネーブ領事事務所

ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州及びティチーノ州にお住まいの方)

電話:022 716 9900

Fax :022 716 9901

メール:consulate@br.mofa.go.jp

ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

(メール配信停止手続き)

〇在留届を提出されている方がスイス又はリヒテンシュタインから転出する場合又は既に転出された場合

帰国・転出届

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

メールマガジン解除

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=ch

〇「たびレジ」簡易登録をされた方

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete