在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(8月5日)

 8月5日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●累計感染者数は94,882名です。

●累計死亡者数は1,058名です。

●累計快復者数は67,031名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎の累計感染者数は8,054名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎の累計死亡者数は86名です。

(当館注)これまでの領事メールで、政府当局が8月よりコロナウイルス患者とコロナウイルスの兆候がある肺炎患者を合算した統計を発表するとお伝えしてきましたが、実際には公式サイトでは合算ではなく、両者を別々に分けての発表となっています。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●8月3日に新規に確認された感染者数は1,158名(うち無症状555名)、8月4日に新規に確認された感染者数は1,062名(うち無症状493名)です。

(2)検疫・医療等

●政府は国内における現在のコロナウイルスの状況を考慮し、さらなる措置について検討しています。

◎ツォイ保健大臣は、閣議コロナウイルスの再生産率が1.2から0.89と、24%低下したことを発表した上で、「保健システムにかかる負荷の指標は低下した。2週間の検疫措置を通じて、再生産率の確かな低下傾向を我々は確認している。14日間のインターバルを経て肯定的な動きが出てきている」と述べました。

◎同大臣は、8月3日時点で累計93,820名の感染者が確認され、うち27,597名が治療中であることを伝えた上で、「55,132名が退院し、1,091名が死亡した。国内全体で確認された感染例は過去1週間と比較して18%低下した。4週間の検疫措置で、病床使用率は56%低下し、うち入院病院においては36%低下した」と付け加えました。

◎同大臣は、「8月1日からの統計の算定方法の変更に関連して、保健省は8月の最初の10日間のデータを基に再生産率の再算定を行い、各地域の状況についてのさらなる評価が続けられるだろう」と述べた上で、カザフスタン国民の一人一人にマスク着用が要請されていることを強調しました。

◎マミン首相は、「世界中126カ国で新規感染の増加が見られており、第二波に備えなければならない。保健省のデータによれば、1週間で再生産率が1を下回った地域はアティラウ州、アクトベ州、クズルオルダ州、東カザフスタン州、ジャンブル州、トゥルケスタン州、パヴロダール州、ヌルスルタン市、シムケント市、アルマティ市である。他方で、コスタナイ州とアクモラ州では再生産率が1以上となっており、困難な状況であるので、これらの地域の首長は感染症対策を強化しなければならない」と述べました。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047