ベトナム国内における新型コロナウイルス関連(ホーチミン市における対応)

ベトナム中部ダナン市において、新たな新型コロナウイルス感染者が確認され、ホーチミン市当局より、ガイドラインが発表されました。

●7月1日以降にダナン市から戻ったホーチミン市居住者は、各市内保健センターホットラインに連絡の上、その案内に従うよう、ご留意願います。

1.7月25日、中部ダナン市において、ダナン市在住者(海外からの帰国者ではない。)から新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

2.これを受け、ホーチミン市人民委員会は、7月26日付文書No. 2820 / UBND-VXを発出しました。

7月26日付文書No. 2820 / UBND-VXの当館作成仮訳はこちらのリンクをご参照ください。

https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/ryouji/2820UBNDVX.pdf

3.同文書の下、ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)より、ホーチミン市における対応として、以下のガイドラインが発表されました。同ガイドラインによれば、本年7月1日以降にダナン市からホーチミン市に戻ったホーチミン市在住者は、居住地を管轄する保健センターのホットラインに連絡の上、その案内に従う必要があるとされていますので、ご留意願います。

(1)ホーチミン市人民委員会の最新の2020年7月26日付文書No. 2820 / UBND-VXに従って、2020年7月1日以降、ダナンから戻ってきたホーチミン市の居住者は医療申告をするほか、Covid-19の検査を実施する。ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)は隔離及び検査を安全に行うため、市内24区県において、医療申告、疫学調査、及び検査を実施している。ついては、該当する市民に対し、以下の指導に従うよう要請する。

・Covid-19への感染が疑われる場合、呼吸器症状がある場合は、すぐにマスクを着用して、(該当する)区県の病院に行き、医療申告、隔離、感染診断、治療を受ける。

(注意)公共交通機関を利用しない。病院のホットラインを通じて、事前に区や県の病院に連絡すること。

・すでに発表されている感染者と接触した場合やダナンの3つの病院(ダナン病院、ダナンC病院、ダナン整形外科病院)へ訪れたことがある場合は、早めに医療支援を受けるために地方医療機関やHCDC(ホットライン(当館注:下記リンク先HCDCのHPに記載されているホットラインの電話番号を参照願います))に連絡する。

・その他の場合、自宅で自主隔離し、区県の保健センターのホットライン(当館注:下記リンク先HCDCのHPに記載されているホットラインの電話番号を参照願います)に連絡する。保健センターは疫学調査のため、医療申告の時間、場所等の初期情報を把握し、その後、検査サンプルを取り、疫学調査の結果次第、隔離レベルを指示する。

 各地区保健センターのホットライン電話番号が記載されているHCDCのホームページリンク先

https://hcdc.vn/category/thong-tin/viem-phoi-cap-do-virus-ncov/thanh-pho-ho-chi-minh-trien-khai-khai-bao-y-te-va-lay-mau-xet-nghiem-nhung-nguoi-ve-tu-da-nang-tu-ngay-172020-79b9ca7c838acc7b98179f91f713d43f.html

・留意事項として、ホーチミン市に14日以上滞在していたとしても、検査結果が陰性と判明するまで自宅で自主隔離しなければならない。

・また、検査を実施していない場合にも、冷静に自宅において隔離を厳格に実施する必要がある。

  

(2)全てのホーチミン市民及びコミュニティーに対し、現時点で、以下の事項につき留意するよう要請する。

・慌てず、冷静に保健当局の指導に沿って行動する

・HCDCからの最新情報を入手する。

・その上、予防策の実施を継続する。清潔な水と石鹸で手を洗い、他の人と接触する時には安全な距離を保ち、接触する表面や物体を消毒し、公共場所においてマスクを着用し、家の換気をする。

・関係当局と連携し、(身近に)感染地域から戻った人(当館注:ダナン市からホーチミン市に戻った人)がいる場合には、十分且つ誠実に医療申告をするよう住民に求める。該当する市民が規定に沿った医療申告をしていない場合、又は不法入国事案を発見した場合には、当局へ通報する。