●ヨルダン政府は、１４日のアンマン市内での市中感染者１名の確認を受け、現状のリスクレベルを維持し、８月初旬の空港再開はないだろうとの見通しを示しました。
●政府は、新規感染者数につき１２日は３名（市中感染者ゼロ）、１３日は４名（市中感染者ゼロ）、１４日は１５名（市中感染者１名）で、累計の感染者数は１，１９８名となったと発表しました。
１ 国内関連情勢
１４日、アダーイレ・メディア担当大臣は、当地ＴＶ番組で次のとおり述べました。
（１）１４日にアンマン市内（ダウンタウン近くのジャバル・ヌズハ地区）での市中感染者１名が確認されたため、引き続きリスクレベルは４レベルの上から３つめ「緩和されたリスク」レベルが維持される。なお、政府の指標では、１０日間連続して国内での新規感染者ゼロを記録すれば、「低リスク」レベルへの引き下げが検討される。
（２）８月初旬の空港再開はないだろう。
（３）深夜０時から朝６時までの外出禁止措置はそのまま継続される。
２ ヨルダン国内感染状況
ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
（１）新規感染者数につき、１２日は３名（市中感染者ゼロ）、１３日は４名（市中感染者ゼロ）、１４日は１５名（市中感染者１名）で、累計の感染者数は１，１９８名となったと発表しました。内訳は次のとおり。
ア １２日：計３名
１名：サウジアラビアとの国境で確認されたトラック運転手
２名：サウジアラビアからの帰国者
イ １３日：計４名
３名：サウジアラビアから２名、米国から１名の帰国者
１名：サウジアラビアとの国境で確認されたトラック運転手
ウ １４日：計１５名
１名：アンマンでの感染者
１４名：サウジアラビアから１３名、トルコから１名の帰国者
（２）治療者数は、１２日は６名、１３日は１１名、１４日は５名。
（３）ＰＣＲ検査件数は、１２日は５，６７２件、１３日は５，７４６件、１４日は５，６４７件を実施し、総検査数は４７７，４４８件となりました。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
夜間外出禁止令（夜１２時から朝６時まで）は引き続き出されていますので、これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 ／ Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班：担当 入江 及び 田口
ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５
ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６
Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ．２８３５ Ａｍｍａｎ １１１８１ Ｊｏｒｄａｎ
consular@am.mofa.go.jp
