●空港再開に関し,国家危機管理センター長は,入国を認める対象国との間の国際線再開許可については,当該国に在留するヨルダン人の扱いと同じ条件となり,現時点での帰国後の条件は,14日間の強制隔離と14日間の自宅隔離となる旨述べました。
●感染防止委員会報道官は,14日間の強制隔離後の自宅隔離の遵守を確証するため,電子リストバンドの導入を開始したと発言しました。
●政府は,新規感染者数につき7月5日は14名(市中感染者1名),6日は3名(市中感染者なし),7日は2名(市中感染者なし)で,累計の感染者数は1,169名となったと発表しました。
1 関連報道
(1)5日,ファラーヤー国家危機管理センター長は,空港再開に関し,検討中としつつ,入国を認める対象国との間の国際線再開許可については,当該国に在留するヨルダン人の扱いと同じ条件となり,現時点での帰国後の条件は,14日間の強制隔離と14日間の自宅隔離となる旨述べました。
(2)5日付報道で,オベイダード感染対策委員会報道官は,14日間の強制隔離後の自宅隔離の遵守を確証するため,電子リストバンドの導入を開始したと発言しました。
(3)5日,アダーイレ・メディア担当大臣は,政府として7月末までに,メディカル・ツーリズム目的の入国に関し,低リスクの国(グリーン・リスト)の国民のみ受け入れる方向で検討していると述べました(注:ヨルダン政府は,国際線再開について各国の感染状況に応じて緑(低リスク),黄(中リスク),赤(高リスク)に分類し,低リスク国から段階的に国際線の運航再開を検討しているとしています)。
2 保健省発表
保健省は,7日から,世界各国の新型コロナウイルス感染状況に関する情報,報道,最新研究等を伝えるアプリ「あなたの健康」が稼働すると発表しました。
( https://www.sehatok.com/portal )
3 ヨルダン国内感染状況
保健省は感染者数を声明にて次のとおり発表しました。
(1)新規感染者数は,7月5日は14名(市中感染者1名),6日は3名(市中感染者なし),7日は2名(市中感染者なし)となり,累計の感染者数は1,169名となりました。内訳は次のとおり。
ア 5日:計14名
3名:サウジとの国境で感染が確認された運転手(うち1名ヨルダン人)
2名:イラクとのカラーマ国境で感染が確認されたヨルダン人
8名:UAE(5名),サウジ(1名)及びエジプト(2名)からの帰国者
1名:感染者の夫から感染した妻
イ 6日:計3名
2名:サウジからの帰国者
1名:イラクとのカラーマ国境で感染が確認された非ヨルダン人
ウ 7日:計2名 国外からの帰国者
(2)治療者数は,5日は40名,6日は15名,7日は12名。
(3)PCR検査件数は,5日は5,508件,6日は5,365件,7日は8,037件を実施し,総検査数は434,295件となりました。
本情報は,当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。
夜間外出禁止令(夜12時から朝6時まで)は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
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