●政府は、新型コロナウイルス対策として、３０日の教会における日曜ミサの中止や感染者の出た建物の隔離等を発表しました。
●政府は、新規感染者数につき、８月２７日は４５名（市中感染者３９名）、２８日は６８名（市中感染者６２名）、２９日は２４名（市中感染者１９名）で、累計の感染者数は１，８９３名となったと発表しました。ヨルダン国内での感染者が増加傾向にありますので、引き続きしっかりと感染予防措置をとるようお願いします。
●夜間外出禁令も厳しく取り締まっているようですので、御注意願います。
１ 感染対策措置
（１）２９日、政府は、２８日（金）の包括的外出禁止にあたり、合計で違反者１，２７８人を拘束し、車両３５０台を差押えしたと発表しました。
（２）２９日、政府は、マルカ、アシュラフィーエ、ムスダール、ウストゥルバラド（アンマン中心地の繁華街）、ジャバル・タージュの各地区の教会における３０日の日曜ミサを中止すると決定しました。
（３）包括的外出禁止措置がとられたアンマン、ザルカ以外でも、イルビドで複数の地域・居住ビルが隔離され、一方、隔離措置がとられていたラムサー市の措置は解除されました。この他にも、アンマン市内を含む各地で、感染者の発生した建物等の隔離・消毒等、感染対策が行われています。
２ 教育関連
教育省は、９月１日からの学校再開に関し、感染防止対策を徹底しつつ、公立学校では、対面授業、e-ラーニング、シフト制授業を組み込んでの体制で、一クラスの生徒数が少ない私立学校は対面授業とする旨発表しました。
３ ヨルダン国内感染状況
ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
（１）新規感染者数につき、新規感染者数につき、８月２７日は４５名（市中感染者３９名）、２８日は６８名（市中感染者６２名）、２９日は２４名（市中感染者１９名）で、累計の感染者数は１，８９３名となったと発表しました。内訳は次のとおり。
ア ２７日：計４５名
２８名：アンマンで確認された感染者
１１名：バルカ（１０名）、イルビド（１名）で確認された感染者
６名：サウジ（４名）、ＵＡＥ（２名）からの帰国者
イ ２８日：計６８名
５６名：アンマンで確認された感染者（うち５２名は感染者との濃厚接触者、４名は調査中）
６名：ザルカ（５名）で確認された濃厚接触者、バルカ（１名）で確認された感染者
６名：サウジ（２名）、パレスチナ（３名）、クウェート（１名）からの帰国者
ウ ２９日：計２４名
１６名：アンマンで確認された感染者（うち１４名は感染者との濃厚接触者、２名は調査中）
３名：ザルカ（２名）、バルカ（１名）で確認された感染者
３名：サウジ（１名）、エジプト（１名）、カタール（１名）からの帰国者
１名：サウジ国境で確認されたトラック運転手
１名：メディカル・ツーリズムでヨルダンを訪れたアラブ国籍者
（２）治療者数は、８月２７日は９名、２８日は３名、２９日は７９名。
（３）ＰＣＲ検査件数は、８月２７日は１３，９５０件、２８日は９，２７４件、２９日は９，６１５件を実施し、総検査数は８１０，０６１件となりました。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
夜間外出禁止令は、午後１１時（経済活動は１０時まで）から午前６時までとなります）。これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 ／ Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班：担当 入江 及び 田口
ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５
ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６
Ｐ．Ｏ．Ｂｏｘ．２８３５ Ａｍｍａｎ １１１８１ Ｊｏｒｄａｎ
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