新型コロナウイルス対策（首相府コミュニケ）

ベルギーにお住まいの皆様，及びたびレジ登録者の皆様へ

昨日９日，協調委員会が行われ，その結果について首相府コミュニケ（声明文）が発表されました。以下，その仮訳文を作成しましたので，ご案内いたします。

（参照リンク：ウィルメス首相ホームページ，首相府声明文（原文））

https://www.sophiewilmes.be/le-comite-de-concertation-elargit-lobligation-du-port-du-masque-en-belgique/

【仮訳】

協調委員会は、ベルギーにおけるマスク着用を拡大する。

7月９日、協調委員会は、GEES（外出規制解除担当専門家グループ）メンバー同席のもと、会合を行った。同会合の機会に、専門家は政治の責任者に対し、マスク着用の機会を拡大するよう勧告する新たな報告書を提出した。彼らは、保健上級委員会が発出した意見と同意見であった。これに基づき、協調委員会は、GEESの新たな勧告に従い、マスク着用義務を拡大することを決定した。

マスク着用は、例えば、公共交通機関や緊密な接触を伴う職業（美容院等）を行う際など、限られた状況において、すでに義務となっていた。

7月１１日以降、マスク着用は、以下においても課されることになる。

・店舗及びショッピングセンター

・映画館、劇場または会議場、講堂（auditoire）、宗教関連の場所、博物館及び図書館

同リストは、時間の経過とともに、ベルギーにおける免疫学的状況に応じて、変化しうる。マスク着用は、他の状況においても引き続き強く推奨される。

上述の状況において、マスク着用義務を順守しない市民は、省令において規定されるとおり、刑罰を科される。さらに、省令は、特に、現行の規則を繰り返し違反する施設の閉鎖の可能性も規定する予定である。

念のため申し上げれば、マスクは、12歳未満の児童に対しては決して義務にはならない。医療上の理由により、マスク着用を行うことができない者に対しても、特段の措置が取られる予定である。

今週金曜日、電子的に行われる国家安全保障会議において、本決定が承認される。

当局は、この機会に、マスクは、外出規制に関する6つの「黄金律」、すなわち、

・定期的な手洗い等の衛生措置を適用すること

・屋外での活動を選好すること

・脆弱なグループに対して特段の注意を払うこと