23日、ジョンソン英国首相はイングランドにおける新コロナ・ウィルス感染予防のための行動規制を7月4日以降追加緩和することを発表しましたので、その概要をお知らせいたします。なお24日に発表のあったスコットランド政府の追加緩和措置につきましては、その概要を追ってお知らせします。
また英国への入国に際して滞在情報を事前に提供すること、14日間の自己隔離については従来の通り変更はありません。
1.感染防止間隔(Social Distancing)の変更
他者との間で2メートルの感染防止間隔を取ることが困難な場合には、出来るだけ1メートルを超える距離を取り、マスクや手洗いなどの予防措置を併用すること(one meter plus)。
2.2世帯間の集会制限の撤廃
屋外に加えて屋内において2世帯の場合は、感染防止間隔を保ちつつ人数に関係なく面会が可能。
ただし、感染の大きな連鎖を生む危険性があるため、多数が屋内で会うことは控えること。
また屋外での複数世帯の場合、6人を上限とする規制は継続するものの、前記の通り2世帯であれば人数の制限は課さない。
3.各種施設の再開
(1)レストラン、パブ。但し屋内では着席サービスに限る。
(2)理容美容院。バイザー(顔覆い)の使用を含め適切な予防措実施する必要がある。
(3)ホテルなどの宿泊施設、共有スペースの衛生が保たれているキャンプ場。
(4)屋外のジム、屋外の子どもの遊び場、映画館、博物館、ギャラリー、テーマパーク、アーケード、図書館、社交クラブ、コミュニティセンターなど、予防措置が取られているレジャー施設、観光施設。
(5)礼拝施設、感染防止間隔をとった30人以内の結婚式
4.閉鎖が継続される施設
(1)ナイトクラブ、屋内競技場、屋内ジム、プール、スパ、ボーリング場、ウォーターパークなどの近接した対人距離を伴う施設。
(2)更衣室、室内コートといった屋内設備。
ジョンソン英国首相の発言のリンク先は次の通りです。
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