【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(5月1日現在)

●報道によれば,アルゼンチン国内では4532名(昨日から104名増)の累計感染者数,うち225名の累計死亡者数,及び1292名の累計治癒数が報告されています。

●当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU408/2020)が5月10日まで継続中です。同時に,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続中です。

●地方におられる非居住者の方々が,強制隔離期間中にご帰国のために首都へ移動される際には,所在地を出発される最低48時間前までに当国政府に申請を行う必要がありますので,時間的余裕を持ち,事前に当館領事班までお知らせください。

●短期渡航者やご帰国予定がある皆様におかれましては,強制隔離およびそれに伴う国内移動制限の長期化,国際便の減少を念頭に,出国を希望する場合には各交通機関の運行状況等について,最新の情報の収集に努めてください。

1 報道によれば,アルゼンチン国内では4532名(昨日から104名増)の累計感染者数,うち225名の累計死亡者数,及び1292名の累計治癒数が報告されています。

2 一般受刑者釈放を巡る情勢(報道)

 4月30日夜,受刑者を自宅拘禁とする措置に抗議する大規模なカセロラソ(鍋叩き)がブエノスアイレス市及び複数の主要都市で実施されました。これに関連し,民間調査会社が,ブエノスアイレス首都圏で実施したアンケートによると,82.9%の人が自宅拘禁に反対しているとの結果がでています。また,政府では,マサ下院議長を含む複数の下院議員が,自宅拘禁の決定を下したブエノスアイレス州の裁判官3名に対する弾劾を要求すると見られるとも報じられています。

3 地方に滞在されている皆様が首都へ移動される際の注意事項

 地方におられる非居住者の方々が,強制隔離期間中にご帰国のために,車両(バスやレミ ース)で首都へ移動される際には,所在地を出発される最低48時間前までに申請を行う必要がありますので,ご帰国のために移動のご予定のある方は,時間的余裕を持ち,事前に当館領事班 conbsas@bn.mofa.go.jp までお知らせください。細部は「地方に滞在されている皆様が首都へ移動される際の注意事項」をご参照ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/files/100043069.pdf

4 強制隔離およびそれに伴う国内移動制限

の長期化が見込まれ,見通しも不透明であるとともに,国際航空会社の多くが減便をしている現状から,短期渡航者やご帰国予定がある皆様におかれましては,マスクの着用, 手洗いやうがいの励行などの感染予防に努めるとともに,出国を希望する場合には,各交通機関の運行状況等について,最新の情報の収集に努めてください。(以上)