新型コロナウイルス関連情報（５月の欧州各地の日本便の減便・欠航，及びブルガリア国内の感染状況）

【ポイント】

●ＪＡＬとＡＮＡは，欧州と日本を結ぶ一部路線の５月の減便，運休を発表しました。

●ポーランド政府は，当初４月１１日まで予定していた全ての国際線発着禁止措置を４月２６日まで延長しました。

●４月１３日午後５時時点で，ブルガリア国内の感染者は累計６８５名（うち３２名死亡，７１名治癒）です。

【本文】

○ＪＡＬは，欧州と日本を結ぶ一部路線の５月３１日までの減便，運休を発表しました。ロンドン羽田線以外は引き続き運休となり，唯一運航されるロンドン羽田線も，毎日の運航から週４便の運航に減便されました。詳しくはＪＡＬのＨＰでご確認ください→ https://press.jal.co.jp/ja/release/202004/005596.html

○ＡＮＡは，欧州と日本を結ぶ一部路線の５月１５日までの減便，運休を発表しました。現在運航しているのは，ロンドン羽田線（週２便）とフランクフルト羽田線（週３便）のみです。詳しくはＡＮＡのＨＰでご確認ください→ https://www.anahd.co.jp/group/pr/202004/20200413.html

○ポーランド政府は，当初４月１１日まで予定していた全ての国際線発着禁止措置を４月２６日まで延長しました。ワルシャワ経由での日本への帰国を検討していた方はご注意ください。詳しくはＬＯＴポーランド航空のＨＰでご確認ください→ https://www.lot.com/jp/ja/current-rebooking-and-refund-information

○ソフィア空港発着便の減便，運休が依然として続いています。通常期であれば，ソフィア空港からは毎日４０便以上が運航しており，３月１３日の緊急事態宣言以降も毎日１０便前後は運航していましたが，最近はさらに減便して５便前後しか運航していない日が増えています。

−現在のフライト状況ですと，ソフィアから日本へ１回の乗り継ぎで行ける経由地は，ロンドン（ヒースロー空港），パリ（シャルル・ド・ゴール空港），フランクフルト，アムステルダムの４つに限られますが，ソフィアからこれらの都市への便，及びこれらの都市から日本への直行便が毎日運航しているわけではないことから，ソフィアから日本への帰国便の選択肢は日によって異なり，また，１回の乗り継ぎでは日本に行けない日もあります。

−世界的に減便，運休が拡大しており，隣国のルーマニアでは，４月１６日以降，１回の乗り継ぎで日本に帰国できる便が当面なくなる状況になりました。

−現在，世界的に航空便の運航が不安定であり，当日の急な欠航もあることから，乗り継ぎ回数が多くなればなるほど，搭乗予定便が突然欠航となるリスクが増えることとなります。

−ブルガリアにおける緊急事態宣言が５月１３日まで延長されたことに伴い，当地の航空便の運航が通常の状態に戻るまで，相当の期間を要することが見込まれます。

−日本への帰国を検討している方は，最新のフライト情報の入手に努め，可能な限り早めに行動されることをお勧めします。

−４月１３日及び１４日のソフィア空港出発便は下記のとおりです（４月１３日１８時時点）。詳細は，ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information

４／１３：２４便中１３便欠航(１１便運航)

ウィズエアー: ドルトムント，ロンドン・ルートン（２便），アイントホーフェン

ブルガリア航空: ベルリン・テーゲル，フランクフルト，ラルナカ，ロンドン・ヒースロー，アテネ，ヴァルナ

ライアンエア: ダブリン

４／１４：１４便中１０便欠航(４便運航)

ウィズエアー: ロンドン・ルートン

ブルガリア航空: アムステルダム／パリ・シャルル・ド・ゴール，マジョルカ／マラガ，ヴァルナ