新型コロナウイルス関連情報(フランクフルト及びパリにおける乗り継ぎの際の留意事項,並びに,ブルガリア国内の感染状況)

【ポイント】

●現在,フランクフルト空港及びパリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)空港において,入国せずに,トランジットエリアで乗り継いで日本へ帰国することは可能です。

●両空港とも,荷物の受け取りのための入国は認められないことから,荷物は出発地から最終目的地(日本)までスルーで預ける必要があります。

●両空港とも,トランジットエリア内の店舗は一部を除いて営業を停止しており,乗り継ぎ中の飲食物の入手が困難です。

●詳しい留意事項は,在ドイツ日本国大使館及び在フランス日本国大使館のホームページ(下記本文に記載)をご参照ください。

●現在,ソフィア空港発着便が大幅に運休しており,ソフィアからフランクフルト及びパリCDG空港への出発便が毎日あるわけではありませんのでご注意ください。

ブルガリア保健省の発表によると,4月3日午後5時時点で,ブルガリア国内の感染者は累計485名(うち14名死亡,30名治癒)です。

【本文】

○フランクフルトでの乗り継ぎの際の留意事項

在ドイツ日本国大使館は,フランクフルトでの乗り継ぎについて,以下のとおり注意喚起を行っています。詳細については,同大使館のホームページをご覧ください→ https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin

(1)日本人が,第三国から空路でドイツに到着し,トランジット(入国を伴わずトランジットエリア内で乗り継ぎ)で日本へ帰国することは可能です。なお,空港内のレストラン等の各種サービス施設は,一部の売店を除き営業を停止しており,飲食物の入手が困難となっていますので,乗り継ぎに時間がかかるようであれば,出発地からある程度の食べ物(飲み物は不可)を持参することをお勧めします。

(2)乗り継ぎ時間等の関係で,フランクフルトで一泊する必要があっても,空港から出て(ドイツに入国して)ホテル等で宿泊することはできません。フランクフルト空港トランジットエリア内には,宿泊や休憩が可能なトランジット・ホテルがありますが,ターミナルによってはアクセスが出来ない場合がありますし,空き室にも限りがありますのでご注意ください。

(3)航空券の購入時又はチェックイン手続き時に,預け入れ荷物がスルーで最終目的地(日本)まで運ばれるか必ず確認してください。フランクフルト空港において預け入れ荷物をピックアップするためには,一度入国手続きをする必要がありますが,ドイツへ入国することは出来ません。

○パリでの乗り継ぎの際の留意事項

 在フランス日本国大使館は,パリでの乗り継ぎについて,以下のとおり注意喚起を行っています。詳細については,同大使館のホームページをご覧ください→ https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html

※パリの空港は,シャルルドゴール(CDG)とオルリーの2つを通常使用していますが,4月1日以降はオルリーを閉鎖し,全ての離発着がCDGで行われています。

(1)現在,フランス政府は,EU非加盟国民によるフランス入国を制限していることから,フランス滞在許可証を所持しているなど特別の事情のない限り,日本人がフランスに入国することはできません。

(2)一方,フランス入国を伴わない乗り継ぎのみで帰国することは可能です。ただし,フランス政府は乗り継ぎを同日中に済ませるよう奨励しているため,乗り継ぎ便の確保に当たっては,可能な限りパリへの到着日中に乗り継ぎを済ませるよう調整が必要です。

(3)預け入れ荷物がある場合は,スルー(預け入れ荷物を乗り継ぎ地のパリで受け取る必要がなく,最終目的地まで運ばれる)で日本に運ばれるか必ず確認してください。パリの空港で荷物を受け取ることは出来ません。一般的な商用便ではなく,臨時便等を利用する場合,スルーチェックインが出来ない可能性がありますので事前にご確認ください。

(4)パリCDG空港トランジットエリアの商店は閉鎖しており,飲食物の入手が困難です。乗り継ぎ時間が長くなる場合に備え,搭乗地から食べ物(飲み物は不可)を持参することをお勧めします。

(5)現在,パリCDG空港と本邦の間で直行便を運航している航空会社はエール・フランス航空のみです。関連するウェブサイトは以下のとおりです。

パリ出発便: https://wwws.airfrance.fr/flight-status/flight-list?originAirportCode=CDG&filter=C&_ga=2.101700356.40563237.1585583302-280066162.1555230656&_gac=1.14771074.1584378416.EAIaIQobChMI5ICdw72f6AIVyLHtCh2KvACeEAAYASAAEgKWbvD_BwE

パリ到着便:https://wwws.airfrance.fr/flight-status/flight-list?destinationAirportCode=CDG&filter=C

○ソフィア空港発着便も,連日,大幅な減便が続いています。4月3日及び4日のソフィア空港出発便は下記のとおりです(4月3日18時時点)。詳細は,ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information

4/3:49便中37便欠航(12便運航)

ウィズエアー: ロンドン・ルートン(3便),ドルトムントアイントホーフェン

ブルガリア航空: アムステルダム,フランクフルト,ベルリン・テーゲル,ロンドン・ヒースロー,ブリュッセル,ウィーン,ヴァルナ

4/4:41便中32便欠航(9便運航)

ウィズエアー: ロンドン・ルートン,バーゼルリスボン,メミンゲン

ブルガリア航空: ロンドン・ヒースロー,アムステルダム/パリ・シャルル・ド・ゴールマドリードバルセロナマドリード

なお,ウィズエアーが就航しているロンドン・ルートン空港は,日本便が就航しているロンドン・ヒースロー空港とは別の空港であり,両空港間の移動は直通バスで1時間以上かかるとの情報がありますので,ご注意ください。

○現在,ブルガリアから日本に帰国した方は,空港におけるPCR検査実施の対象となり,検査結果が出るまでの待機,及び,検疫所長が指定する隔離場所(自宅や宿泊施設等)での14日間の隔離と,公共輸送機関を利用せずに空港から隔離場所まで移動することが要請されています。帰国を考えておられる方は日本到着後の検疫手続きも含めてご検討ください。詳しくはこちらをよくご確認ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C046.html

○現在,欧州各地の空港等において,新型コロナウイルス関連の詐欺事件が発生し,邦人も被害に遭っていますので,ご注意ください。詳しくは昨日の当館領事メールをご覧ください。

○今はすぐに出国を考えていない方も,いざというときに慌てないよう,旅券の有効期限に十分な余裕があるか,一度ご確認ください。

ブルガリア保健省の発表によると,4月3日午後5時時点のブルガリア国内の感染状況は以下のとおりです。

感染者累計  485名(前日比+28名)

死者      14名(前日比+4名)

治癒      30名(前日比+5名)

入院     173名

重症(挿管患者)21名

医療従事者   22名

男女比  男性275名:女性210名

都市別感染者数(アルファベット順)。

ブラゴエフグラド :15

ブルガス     :21

ヴァルナ     :23

ヴェリコ・タルノヴォ:4

ヴィディン     :2

ガブロヴォ     :2

ドブリッチ    :10

カルジャリ     :8

キュステンディル  :7

ロベチ       :1

モンタナ     :18

パザルジク     :8

ペルニック     :6

プレーヴェン    :9

プロブディフ   :29

ルセ        :1

シリストラ     :2

スリヴェン     :5

スモリャン    :13

ソフィア    :292

スタラ・ザゴラ   :3

ハスコヴォ     :2

シューメン     :4

○当館の公式フェイスブック「領事・安全情報発信専用ページ」での安全情報配信を開始しました。ぜひ「いいね!」をお願いします。

 https://www.facebook.com/ブルガリア日本大使館ー領事安全情報発信専用ページ-108501130796522/

○当館公式ツイッターhttps://twitter.com/EmbassyBulgaria)でも安全情報を配信していますので,ぜひフォロ−をお願いします。ツイッターでは,より速報性を重視した情報を配信しています。

○皆さんの周りで当館からの領事メールを受け取っていない方がいましたら(特に,たびレジに登録していない短期渡航者等),ぜひ皆さんからその方に情報共有の上,たびレジの登録と当館への連絡を呼びかけていただくようお願い申し上げます。

たびレジ(短期渡航者用)の登録はこちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

在留届(3ヶ月以上滞在者用)の登録はこちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/agree.html

○当館からこれまでに発信している新型コロナウイルス関連情報領事メールはこちらから確認いただけます。→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0359

新型コロナウイルスに関するよくある質問FAQはこちら→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html

【参考】

■ ブルガリア保健省(ブルガリア語)

ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/

ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)

電話 028078757(24時間)

ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/novini/aktualno/svoite-vprosi-otnosno-covid-19-zadavajte-na-telefo/

■ 日本厚生労働省

新型コロナウイルス関連情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

■ 外務省海外安全ホームページブルガリア

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_171.html#ad-image-0

■当館(在ブルガリア日本国大使館)発出済み領事メール一覧

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0359

■ 世界保健機関(WHO)

○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus

ブルガリア日本国大使館領事警備班

電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)

e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp

HP:http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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