【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(3月23日現在)

●保健省によれば,アルゼンチン国内では301名(昨日から35名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。

●20日以降3月31日まで,当国に居住,または短期的に滞在している者を対象とした,全国隔離措置DNU(297/2020)が継続中です。

●最新情報を入手し, 感染予防に努めるとともに,万が一当局に拘束,隔離等され援護が必要な場合又は邦人が拘束,隔離等されているとの情報をお持ちの場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。

●アルゼンチン政府による全国隔離措置を踏まえ,25日以降は大使館の体制を縮小しますが,帰国のための空港移動に際し必要となる領事レター作成等の業務や相談は電話やメール等で逐次受け付けております。正常体制再開時期については,本メールにてご案内します。

1 アルゼンチン国内では301名(昨日から35名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。

2 20日に公布された全国隔離措置に関する必要緊急大統領令(DNU)が継続中です。当該措置は,当国に居住している者,または短期的に滞在している者に対し,「社会的,予防的,強制的隔離(以下,強制隔離と表記)」を設定し,期間は3月20日から31日までとされています(延長される可能性があります)。

この期間中は,通常の居所あるいは3月20日0時時点での居所に留まらなければならなりませんが,清掃用品,医薬品,食料の購入のための必要最小限の外出をすることは可能です。治安省により取り締まりが実施されており,違反した場合は,拘束され,告訴される可能性がありますのでご注意ください。

3 強制隔離関連情報(一般報道)

(1)エセイサ空港閉鎖の可能性

 22日にソラー外務大臣が言及したエセイサ国際空港の一時閉鎖の可能性について,同日夜には亜政府はトーンダウンし,メオニ運輸大臣が,同空港の閉鎖は検討されていないとツイッターにてコメント,また,フェルナンデス大統領は,「空港を閉鎖するのではなく,入国者数を調整するということだ」と発言しています。

(2)全国隔離措置の延長の可能性

 亜政府は,この週末,全国隔離措置を4月12日(注:聖週間休暇の最終日にあたる復活祭)まで延長することにつき検討を開始したと見られると報じられています。一方でフェルナンデス大統領は,改めて国家非常事態(Estado de sitio)は宣言しないであろうと述べています。

(3)アルゼンチンで初めてとなる市中感染者の確認

 23日,コスタ保健省保健戦略次官は定例の記者会見の中で,外国からの帰国者でもなく,右との濃厚接触でもない,初めての市中感染者が確認されたことを発表しています。

4 最新情報を入手するとともに, マスクの着用, 手洗いやうがいの励行など, 感染予防に努めてください。

5 万が一当局に拘束,隔離等され援護が必要な場合又は邦人が拘束,隔離されている等の情報をお持ちの場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。

6 アルゼンチン政府による全国隔離措置を踏まえ,25日以降は大使館の体制を縮小しますが,帰国のための空港移動に際し必要となる領事レター作成等の業務や相談は電話やメール等で逐次受け付けております。正常体制再開時期については,本メールにてご案内します。(以上)

○在アルゼンチン日本国大使館

Bouchard 547 Piso-17, Buenos Aires, Argentina

電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200

FAX:(市外局番011) 4318-8210 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8210

ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm

領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp

※ご帰国,他国に転居等されておられ,帰国(転居)届がお済みでない場合は,誠に恐れ入りますが,最寄りの在外公館または外務省領事局政策課領事IT班(東京03-3580-3311)まで御連絡ください。