カタール及びバーレーンに対する感染症危険情報の発出:在カタール日本国大使館

 3月11日,下記内容でカタール及びバーレーン感染症危険情報を発出しました。

 感染症危険情報は、新型インフルエンザ等危険度の高い感染症に関し、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について発出される海外安全情報です。4段階のカテゴリー(レベル4が退避勧告)を使用し,世界保健機関(WHO)等国際機関の対応や,発生国・地域の流行状況,主要国の対応等を総合的に勘案して発出されます。また,4段階のカテゴリーごとの表現に収まらない感染症特有の注意事項を,状況に応じて付記します。

 今回カタール及びバーレーン全土に発出されたのは,「レベル1:十分注意してください。」になります。

感染症危険情報■

1 3月11日付けのカタール政府及びバーレーン政府それぞれの発表によれば,両国における新型コロナウイルス感染症例数は,カタールが262例,バーレーンが189例と報告されています。両国では感染が拡大しており,1万人当たりの感染者数も高い状況となっています。

2 カタールにおいては,3月9日,カタール教育省が同国国内全ての学校の休校を発表しており,また,同11日の同国保健省発表において今後の感染の更なる拡大についても言及されています。

 バーレーンにおいては,2月26日にバーレーン教育省が教育機関の休校を発表し,また,2月28日に同国内務省が公共の場における集会の開催等を控えるよう呼びかけています。また,バーレーンと諸外国を結ぶ航空便も一部停止又は減便されており,今後の感染の拡大状況によっては,こうした移動上の制約が拡大する可能性にも注意が必要です。

3 このような状況も含め,様々な最新の状況を総合的に勘案し,カタール及びバーレーンに対して感染症危険情報レベル1(十分注意してください)を発出します。

4 在留邦人及び渡航者の皆様におかれては,感染の更なる拡大の可能性も念頭に,最新情報の収集と感染予防に万全を期してください。

 (お問い合わせ先)

  在カタール日本国大使館 領事班

  電話: (+974)4440 9000

  FAX:(+974)4029 3655

  メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp  

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