【注意喚起】新型コロナウイルスについて（その１４（差し替え）：感染の拡大，商用機の運航状況）

●新たに４４名の新型コロナウイルスの感染者が確認され，累計１３９名となりました。

●２６日現在，利用可能な運航しているテヘラン発の商用便は，アエロフロート，アゼルバイジャン航空，カタール航空，イラン航空，マハーン航空です。最新の運航状況を確認してください。

１　２６日，イラン厚生省は，新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました（要旨以下のとおり）。

（１）検査結果を受けて，２月２５日正午から２６日正午までの期間に，イラン国内において新たに４４名の感染が確認され，感染者の総数は１３９名となった。

（２）４４名の新たな感染者のうち，１５名がコム，９名がギーラーン，４名がテヘラン，３名がフーゼスタン，２名がシスタン・バルチスタン，２名がコフギルイェ・ボイェルアフマド，２名がファールス，１名がマルキャズィ，１名がケルマンシャー，１名がアルダビール，１名がマーザンダラン，１名がロレスタン，１名がホルモズガン，１名がセムナーンにおいて確認された。

（３）過去２４時間以内に，４名が新型コロナウイルスにより死亡した。死亡者の合計は，１９名となった。

（４）現在，国内において７か所の新型コロナウイルス検査機関が活動中であり，来週までにかかる検査機関の数は２２か所となる予定である。

（５）２月２６日，国家新型コロナウイルス対策本部は，大学やその関係機関，学校及びその他の教育機関の休校の継続，並びにセミナー，集会，観光・巡礼旅行及びスポーツ競技会の中止期間の延長につき協議を行う予定であり，本会合における決定は，対策本部長である厚生大臣名で発表される。

（６）イラン厚生省は，コム州及びギーラーン州への又はこれら州からの旅行の自粛を強く求めるとともに，交通の制限や市内及び市外への不要な旅行の制限を勧告する。自宅及び各自が居住する市が最も安全であり，旅行や家族・親戚との交流は，問題を生む元となる。

（７）多くの州において，感染者と非感染者がふるいにかけられているところだ。しかし残念ながら不要の旅行は，我々の新型コロナウイルスとの闘いにおける障害となっている。イラン厚生省は，人々の交流を最小限に止め，不要の旅行を延期するよう勧告する。

２　２６日現在，利用可能な運航しているテヘラン発の商用便は，アエロフロート，アゼルバイジャン航空，カタール航空，イラン航空，マハーン航空です。最新の運航状況を確認してください。カタール航空は，イランからの予約は困難だが，日本等第三国からの予約が出来るとの情報があります。最新の情報を各航空会社及び旅行代理店等に確認してください。

３　以上より，引き続き新型コロナウイルスにつきましては流動的であることから，最新情報を入手するとともに，御自身や周囲の人のために，以下を参考に感染予防に努めて頂くよう，お願い致します。

（１）アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目，鼻，口などに触れる前に手洗いをする。

（２）咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は，咳やくしゃみのときに手で抑えず，口と鼻をティッシュなどで覆い，手洗いを行う。

４　関連サイト

（１）厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア　新型コロナウイルスを防ぐあめには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ　一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

（２）国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/