10月19日(土)、ケルン市の中心部で大規模なデモが行われます。(在デュッセルドルフ日本国総領事館)

ノルトライン=ヴェストファーレン州にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

【ポイント】

●ケルン市警察本部のプレスリリースによると、10月19日(土)、ケルン市中心部においてクルド系住民等による「トルコによるクルド人支配地域に対する侵攻への抗議」をテーマにした大規模なデモが行われる予定です。

●本件デモは、当日11〜17時にかけて行われ、約15,000名の参加者が見込まれています。参加者は市内2箇所に集まり、それぞれデモ行進を行い、Hohenzollernringでの集会後、終了する予定です。

●警察は、所要の警戒態勢により当該デモの状況を監視することとしており、市内交通に支障が生じる可能性があるとのことです。

●皆様におかれましては、報道等により最新情報の入手に努めていただき、ご自身の安全を十分に確保するようお願い致します。

【内容】

1.ケルン市警察本部のプレスリリースにより、当館が入手した今回のデモ

に関する情報概要は次のとおりです。

時 間:11:00〜17:00

場 所:

デモ隊1:Chlodwigplatz(集合場所) → Severinstr. → Blaubach → Rothgerberbach → Neue Weyerstr. → Barbarossaplatz →Hohenstaufenring → Habsburger Ring → Hohenzollernring(集会場所)

デモ隊2:Ebertplatz(集合場所) → Hansaring → Kaiser-Wilhelm-Ring→ Bismarckstr. → Moltkestr. → Aachener Str. →Hohenzollernring(集会場所)

参加者:15,000名

その他:警察は所要の警戒態勢により当該デモの状況を監視。市内交通に支障が生じる可能性あり。

2.本件デモは、クルド人勢力が支配するシリア北部に対するトルコ軍による攻撃を背景としています。今月9日以降、ケルン市をはじめノルトライン=ヴェストファーレン州内、また、ドイツ国内の各所で同種のデモが行われておりますが、当該デモ隊を挑発したことにより、デモ隊が暴徒化し、傷害、器物損壊等に発展するケースも発生しており、警察は警戒を強めています。なお、同種デモ・集会は、今後もドイツ国内各所で行われる可能性が高いと考えられます。

当州にお住まいの皆様や旅行者の皆様は、本件事情をご勘案いただき、テレビ、ラジオや新聞等の報道に注意を払い、最新の情報の入手に努めてください。

また、この種デモ・集会が行われている周辺で、不穏な動きが見られる場合、あるいは予期せず騒擾事件に発展した場合は、速やかにその場から離れるなどご自身の安全を十分に確保するようお願い致します。

なお、このデモに伴う交通規制の状況等については、ケルン市警察本部の以下のページ等でご確認ください。

【ケルン市警察本部プレスリリース】

https://www.presseportal.de/blaulicht/pm/12415/4404396

【ケルン市警察本部フェイスブック

https://www.facebook.com/Polizei.NRW.K,

【ケルン市警察本部ツイッター

https://twitter.com/polizei_nrw_k

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デュッセルドルフ日本国総領事館