在留邦人・邦人旅行者の皆様へ
1 本日(10月16日(水)),護憲国民戦線(FNDC)がデモを開始してから3日目,憲法改正・大統領三選反対派と治安部隊との衝突が,コナクリ市内やギニア国内地方都市で続いていますが,徐々にその規模は縮小しています。
2 10月14日(月)から昨日(10月15日(火))までの死者数は,FNDCは7名と発表しています。治安部隊と合わせると8名程度の死者数が生じている見込みです。怪我人の数は不明です。
3 コナクリ市内及び郊外については,特にラトマ区のプリンス通り周辺(ハムダライ,バンベット,コーザ)で,発砲が続いています。プリンス通りは通行が困難です。治安部隊は,それ以外の道,高速道路やコルニッシュ・ノール及びシュッドの通行の確保に努めていますが,タイヤの燃えかす,ゴミ,石などが散乱し,交通の妨げになっている箇所もあります。
4 コナクリ市内及び郊外では,FNDCはゲリラ的にバリケードを築き,それを治安部隊が解体するという事象が,あちこちで生じているようです。従ってある時間帯は通行が可能であっても,時間が経つと通行が不可能になることもあり,また,どこでそれが生じるか予想がつかない状況です。また商業活動は引き続き限られています。
5 地方については,マムーは前日の激しい暴動に比較すると落ち着きを取り戻してきています。ラベでは引き続き交通及び経済活動が遮断されています。
6 在留邦人・邦人旅行者の皆様におかれましては,明日17日(木)以降につきましても,当国の場所を問わずデモが発生する可能性がありますので,情報の入手に努めると共に,不要不急の外出は控えるようお願い致します。
7 本デモは今後も続く可能性があるので,念のため約1週間分の飲料水・食料の準備と通信連絡のためのプリペイドカードの確保をおすすめ致します。
8 また,当面の間,外出が必要な場合は日中に限り,状況の変化に十分注意すると共に夜間の外出は控えるよう心がけてください。
9 特に,不用意にデモ・集会場所等,現地の人々の集まる場所には近づかぬよう注意してください。
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(問い合わせ窓口)(現地大使館連絡先)
○在ギニア日本国大使館
住所:Ambassade du Japon en Guinee,Landreah Port,Corniche Nord,Commune de Dixinn,Conakry,Republique de Guinee
郵便物宛先:B.P.895,Conakry,Republique de Guinee
電話:(市外局番なし)628-68-38-38〜41 夜間・休日:664-58-04-94
国外からは(国番号224)628-68-38-38〜41
FAX:(衛星電話コード870)782-500-815(インマルサット)