リガ市内における窃盗犯罪に対する注意喚起

○5月1日,リガ市内のリガ中央駅ショッピングモールで日本人旅行者がスリ被害に遭いました。

○5月25日,リガ市内のレストランで日本人旅行者が置き引き被害に遭いました。

○例年,観光シーズンには日本人をターゲットとしたスリや窃盗等による被害が後を絶ちません。常に身の回りに注意しておくことが肝心です。

在留邦人の皆様

たびレジに登録された皆様

【被害例】

1 スリ被害

 日本人短期旅行者が,午後1時頃,リガ中央駅ショッピングモール内のスーパーマーケットでショッピングした後,肩掛けバッグの口を閉め忘れた状態のままエスカレーターで上階へと移動した。移動中,後ろにいた人物の距離が近いと感じていたが,気付いた時にはバッグ内に入れていた旅券及び現金が無くなっていた。

2 置き引き被害

 日本人短期旅行者が,午後3時頃,リガ市旧市街にあるレストラン内でウェストポーチを椅子の背もたれに掛けて飲食していたが,気付いた時にはウェストポーチが無くなっていた。なお,ウェストポーチには旅券・クレジットカード・現金等が入っていた。

【注意事項と対策】

1 ショッピング後,歩行中及びレストランで飲食する際は,定期的にバッグなどの開閉を確認し,所持品は身体の前に抱えるようにして持つなど,気をつける必要があります。

2 見知らぬ人が声を掛けてきた時には,それに気を取られているすきにスリを働こうとする人が近くにいる可能性もあると考えて注意することが必要です。親切な人物を装い接触する窃盗犯も多く,十分気をつける必要があります。

3 首都リガの旧市街,中央駅,中央市場などの人混みの中を歩く時は,スリ,ひったくり,置き引きに注意して下さい。また,人通りが少ない時間帯や場所も避けて下さい。バスターミナルやその周辺では特に注意が必要です。

4 夏の観光シーズンには,旧市街地域や中央駅周辺において,浮浪者,薬物中毒者や酔っぱらいの数が増加する傾向があります。特に夜間の旧市街では,酔っぱらいによる突発的な傷害事件も時折見られますので,こうした人物を見かけても相手にせず,できるだけ遠ざかるようにしてください。

2019年5月27日

ラトビア日本国大使館より

○在ラトビア日本国大使館

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