ナイロビ市サウスC地区における邦人男性に対する拳銃を使用した強盗事件の発生

 22日夜、ナイロビ市サウスC地区において、短期滞在中の邦人男性に対する拳銃を使用した強盗事件が発生しました。同地区は市内からJKIAに向かう途中の地域です。

◇日時:1月22日午後8時45分頃

◇場所:ナイロビ市サウスC地区の路上

◇状況:

 上記日時場所において、用務のため当地に滞在中の邦人男性が宿泊先に「ボダボダ」(バイクタクシー)で帰宅中、降車した直後に、別のボダボダで接近してきた3人の男に襲われた。

 最初、犯人の1人が拳銃のようなものを上空及び地面に向かって発砲し、同邦人が持っていたリュックサックを差しだすように要求した。

 次に、同邦人は、別の犯人の男に押し倒されるとともに鈍器の様なもので手や足を殴打される暴行を受け、軽傷を負った。

強奪されたリュクサックには、ノートパソコン、財布、クレジットカード、キャッシュカード、携帯電話、パスポート等が在中。

 3人目の犯人は運転役で同グループ(3人)はボダボダに乗り現場から逃走した。なお、犯人グループは、逃走直前に、被害邦人が乗っていたボダボダのケニア人運転手に対しても発砲し、同運転手も胸に軽傷を負った。

 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、以下の諸点に配意願います。

 

●「マタツ」(乗り合いバス)、ボダボダへの乗車は避けるようにしてください。

●昼夜問わず、徒歩移動は避け車両での移動を心がけてください。特に夜間及び早朝は犯罪の発生率が高くなります。

●強盗に遭っても、決して逆らったり戦ったりしないで下さい。

●外出する際は、必要最小限の手荷物にとどめるなど、犯罪に遭っても最小限の被害となるよう、また、荷物はカバン等に入れ外から見えないようにするなどの工夫をお願いします。

 

平成31年1月23日

ケニア日本国大使館