熱帯性暴風雨(Luban)のオマーン上陸の可能性について (第3報)

【ポイント】

●報道によれば,オマーン気象庁は,発達した熱帯性暴風雨「Luban」が「カテゴリー1」のサイクロンになるであろうとしております。

●最新の気象情報を確認し,特にオマーン南部のDhofarまたはAl Wusta地方等に外出の際には十分注意を払ってください。

在留邦人の皆様

たびレジに登録された皆様

平成30年10月10日

オマーン日本大使館

1 報道によれば,オマーン気象庁関係者は,熱帯性暴風雨「Luban」が,現在,Salalahから830km離れた場所に存在し,オマーンDhofar地方とイエメンの沿岸に向けて移動中であり, 10月11日から15日に,Dhofar地方の一部を通過し,イエメンに移動する可能性があると述べました。また,「Luban」は本10日に「カテゴリー1」の規模のサイクロンに発展する模様で,同規模で沿岸部に到達した場合,オマーン南部のDhofar及びAl Wusta地方に対して,豪雨や6から8メートルの海面上昇をもたらすと予想されています。また,「Luban」の速度が上がった場合は、「カテゴリー2」のサイクロンに激化し,主にSalalah とAl Wustaの沿岸地域に影響を与える可能性が高いとしています。上記を受け,オマーン当局の対応も報じられております。

【参考】最新の気象情報は下記オマーン民間航空庁のHPをご参照ください。

http://www.met.gov.om/opencms/export/sites/default/dgman/en/home/

2 つきましては,オマーンへの渡航・滞在を予定されている方および既に現地に滞在されている方は,上記オマーン気象庁のHPをよく確認し,また,報道等を通じ最新の関連情報を確認する等して,外出の際には十分注意してください。

3 また,既に滞在中の方は,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所に避難する等の安全対策についてあらかじめ確認しておいてください。

4.万一災害に巻き込まれた場合には,オマーン関係当局の指示等に従って安全確保に努めるとともに,日本の家族や友人,職場及び在オマーン日本国大使館まで連絡をお願いします。

○在オマーン日本国大使館連絡先

 電話:(+968)24601028