在ナミビア大使館より 年末年始に伴う犯罪増加:注意喚起

(ポイント)

年末から年始にかけて,金品目的の犯罪が増加する傾向にあります。11月に入り,現金輸送車襲撃事件,警察官を装った犯行集団による多額の現金強奪事件も発生しています。両事件はいずれも午前中など明るい内に発生していることからも,特に同期間中は昼夜問わず十分な警戒が必要です。

(内容)

1.金品目的のひったくりや車上強盗,路上強盗等は,日の出から正午,夕方から深夜にかけて発生率が高くなる傾向にありますが,時間を問わず発生しています。昼夜問わず,特に人通りの少ない場所においては,徒歩での外出は極力控える等注意が必要です。

2.長期不在の留守宅に対する窃盗目的の住居侵入事件が増加する見通しです。被害者にならないために,不在時の情報を隣人に伝えない,個人の予定を周囲に悟られないようにしてください。身近な人間から漏れた情報をもとに,犯行集団が住居侵入等の犯行を試みるケースが多いと当地警察から情報が入っています。特に12月15日〜1月20日まで,多くの企業が年末年始休みに入り,それに伴い海外へ旅行する方が増え,留守宅が多くなることから,犯行集団が活発に活動をする時期だと言われています。

3.ATMで現金を引き出す際は,警備員が共謀しているケースが多いこともありますので,ATMの近くに警備員がいるからといって安心せず,銀行に設置されているATMを利用する等,身の安全を守るための工夫が必要です。

(被害後)

被害に巻き込まれた場合の,緊急連絡先は以下のとおりです。

ナミビア警察(+264(地域)10111) 市警察(+264 61 302 302)

また被害後は,必ず最寄りの警察へ被害届を提出し「事故証明」(Certificate of theft)を発行して貰うことをお勧めします。旅券の再発行,渡航書発給,保険請求の際に提出が必要であったり,当地治安当局より職務質問された際の大事な証拠となります。

ウィントフックとスワコップムントには,旅行者専用の担当部署を持った警察署がありますので,そちらを利用されることをお勧めします。

ウィントフック Central Police Station (+264 61 209 4339)

(+264 61 209 4345)

・スワコップムントSwakopmund Police Station(+264 64 415 004)

●在ナミビア日本大使館緊急連絡先

+264(0)61-426-700 代表:領事,警備