在ナミビア大使館からの注意喚起

(ポイント)

当地警察から、外国人旅行者に対する最新の犯罪情報を入手しました。首都ウィントフックでは毎日の様にひったくりや車上強盗が発生しており、市内中心街のIndependence Avenue(インデペンデンスアベニュー通り)は最も被害が多いとされています。先週20日(金)もイギリス人女性観光客が3人組の男に襲われ、携帯やカメラ等を奪われました。被害者の方はカメラに大事な写真を保存していたため、精神的なダメージを負っています。事件の多くは、観光客の集まる場所で発生しており、外国人旅行者や在留邦人は十分に警戒が必要です。

(内容)

1.首都ウィントフックの中心街のIndependence Avenue(インデペンデンスアベニュー通り)は外国人旅行者を狙った犯罪が最も多い。犯行集団の目的は金品だが、抵抗をした場合、身体に対する危害を加えられる可能性がある。近くに常駐している警備員も共謀していることが多い。

2.ウィントフック市内の大型ショッピングセンター、Maeruwa Mall(マルワモール)の屋外駐車場は、外国人旅行者を狙った車上強盗の危険スポット。車を離れる際はもちろん、車内に人が居ても、外から見える場所に荷物を置いてはいけない。携帯電話も犯行集団の標的。車内で携帯電話を利用していると襲われる可能性が高くなる。

3.在留外国人が多く利用する大型ショッピングセンター、Grove Mall(グローブモール)の屋外駐車場で車上強盗が多発している。1ヶ月程前に犯行集団と共謀している警備員が逮捕されてから犯罪の数は幾分減ったが、車を離れる際は近くに警備員が常駐していても外から見える場所に荷物を置かないことが肝要。

(対策)

見知らぬ人に声を掛けられても安易に付いて行かない、犯行集団の標的となり得る大きなリュックサックを背負って町中を歩かない、荷物を車内に放置しない、多額の現金やパスポート等持ち歩かない、警備員を信用しない等、用心が必要です。

(被害後)

万が一、被害があってしまった場合には、必ず最寄りの警察へ被害届を提出し「事故証明」(Certificate of theft)を発行して貰って下さい。

ウィントフックとスワコップムントには、旅行者専用の担当部署を持った警察署がありますので、そちらを利用されることをお勧めします。

ウィントフック Central Police Station (+264 61 209 4339) (+264 61 209 4345)

・スワコップムントSwakopmund Police Station(+264 64 415 004)

●在ナミビア日本大使館緊急連絡先

+264(0)61-426-700 代表:領事、警備