11月19日の治安状況

●本19日正午現在、ナイロビ市内マザレ・スラム(ナイロビCBDエリアより北東に約5km)にて与野党のサポーターが衝突し周辺の治安が悪化しています。同地区アウターリング・ロードでは道路封鎖や投石なども行われているため、付近には絶対に近づかないでください。

●その他,キベラ・スラムやカワンガレ・スラム、ウルマ地区、カヨレ地区、ダンドーラ地区においても治安が悪化しているため,絶対に近づかないでください。これらの地区については,本日早朝に発生した衝突等により,報道によれば少なくとも10名程度が死亡しています。

●明20日は、最高裁判所により、大統領再選挙に関する判決が下される予定です。判決内容の如何を問わず、与野党両陣営による政治行動が生じ、両陣営の衝突等に伴う治安悪化の可能性が極めて高い状況となっています。明20日は、不要不急の外出は避けるようにお願いします。

【現在の在留邦人の行動基準】

○レベル1:十分注意

○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのお願い】

与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。

○外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。

○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成29年11月19日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/