在留届及びたびレジにご登録された皆様へ
皆様,いかがお過ごしでしょうか?
本日は,「テロから身を守るために,何か参考としてお伝えできることはないか・・・。」と考えていまして,共有できる対策手段の一つをお伝えいたします。
●カメルーンのテロと言えば,極北州の自爆テロが思いつきますが,これを予防又は避けることは,治安維持の任務に就いている治安部隊でさえも非常に難しいことです。
その他のテロと言えば,例えば,アメリカでは銃器テロが発生しています。最近では,10月1日,ラスベガスの屋外コンサート場で,付近のホテルから銃が乱射されて多数の死亡者が発生しました。
先日,ここバストス地区でも,少年がけん銃を発砲した事件がありました。これは,カメルーンではけん銃を入手することが難しくないという証明ではないかと思います。
カメルーンでも,ホテル,バー,レストラン,宗教行事等の外国人が集まるところで,いつ何時,銃器によるテロが発生するかもしれません。
そこで,万が一,銃器使用のテロに遭遇してしまった場合に,身も守るために役立つ情報をお伝えします。
(※なお,この情報源は外務省ではなく,アメリカ合衆国FBIとニューヨーク市警察等であり,あくまでテロ対策の参考情報としてお伝えします。)
●Remember ABC(覚えよう!ABC!) 〜ニューヨーク市警察〜
ABC?何でしょう・・・。ご紹介いたします。
1 AはAvoidのA!とにかく逃げて,逃げて,逃げまくれ!
・出入口に近い場合は建物から出る ・エレベーター,エスカレーターは使用しない ・ビルにいる場合で下階に犯人がいるならば,できるだけ上階に逃げて安全確保等
2 BはBarricadeのB!バリケード化する!
建物内の安全な場所に隠れて,扉は施錠し,机,冷蔵庫等,重くて大きな物をセットして,犯人が容易に侵入できないようにバリケード化する。扉を支えるものが自分の体しかない場合は,しゃがみながらドアを支え,撃たれても被害を最小限にできるように努める。
3 CはConfrontのC!対決する!
これは最後の手段です。自分を守るものが何もなく,また警察(治安部隊)の到着を待つ間もなくテロ実行犯と1対1になってしまったら・・・。最悪です。その時は命を守るために戦うしかないでしょう。その場に居合わせた人と協力して戦うことも有効です。隠れることも,戦うこともできない場合は,「死んだふり(Play dead)」も有効とのデータもあります。
ABCは,FBIの,Run(走る),Hide(隠れる),Fight(戦う)と基本的に同じです。
イギリスでは,Run(走る),Hide(隠れる),Tell(伝える)と指導している警察もあります。
万が一,銃器使用のテロに遭遇した場合,警察及び治安部隊が来るまでの間,ABCに徹してなんとか持ちこたえようということです。
ABCは車両突入事案にも使えると思います。
既に,ご存じの方も多数いらっしゃるかと思いますが,ABCについてお伝えしました。
ご質問がある方,又は緊急時のご連絡は下記連絡先までお願いします。
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在カメルーン日本国大使館 領事班
Ambassade du Japon au Cameroun
E mail: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp
Cel: (237)677708915
Ambassade du Japon
1513, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)
Tel: (237) 2-2220-6202
Fax: (237) 2-2220-6203
http://www.cmr.emb-japan.go.jp/jp/index-jp.html
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