在ケニア大使館からの注意喚起(ライキピア郡の治安悪化)
〜ケニア中央部ライキピア郡(Laikipia)北部及び西部で治安が悪化〜
ケニアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
1 概要
3月7日の報道によると、ケニア中央部ライキピア郡北部で、イギリス人男性1名が、武装牧畜業者の襲撃を受け殺害されました。1月からの干ばつを受け牧畜業者が銃武装し、ライキピア郡及びバリンゴ郡(Baringo)の農場や外国人旅行客を襲撃しています。これまで警察官3名を含む多数の死傷者が出ています。警察は、1月下旬以降、武装牧畜業者300名以上を逮捕しましたが、依然としてライキピア郡北部及び西部において襲撃事件が多発しています。
2.ケニア治安当局コメント
治安当局は、「1月下旬以降、ライキピア郡及びバリンゴ郡のうち、特にライキピア郡北部及び西部の治安が悪化しており、警察による大規模な作戦が進行中である。武装牧畜業者は、外国人旅行客もターゲットにしているので、ライキピア郡及びバリンゴ郡への不要不急の渡航は避けるべきである。」とコメントしています。
3.警備対策官からのコメント
ライキピア郡及びバリンゴ郡における治安悪化を受け、下記の点に注意して下さい。
●バリンゴ郡及びライキピア郡への不要不急の渡航を避けて下さい。
●渡航する際は、警察官に警護を依頼するなど、万全の警備措置を施して下さい。
●最新の情報を入手して下さい。
平成29年3月7日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
(電話:+254(0)20289−8000)