スポット情報(ショッピング・センター等に対する脅威情報)

在留邦人及びケニア旅行中の皆様へ

 11日,ナイロビ所在キリマニ地区内のヤヤ・センターを含むショッピングモール等への攻撃の可能性に関する治安情報を受けて,以下の渡航情報が発出されました。同モールを含め,人が集まる場所には近づかないで下さい。

渡航情報(スポット情報)〜

(件名)ケニア:ナイロビ市内のショッピング・センター等に対する脅威情報

【ポイント】

●ナイロビ市内のショッピング・モール等への攻撃の可能性に関する治安情報があります。ショッピング・モール等,ナイロビ市内の人が集まる場所,並びに各国大使館を含め,欧米関係施設等には当面近づかないで下さい。

1 11月11日現在,ナイロビ市内キリマニ地区のヤヤ・センターを含むショッピング・モール等への攻撃に関する治安情報があります。

2 つきましては,同モール等,ナイロビ市内の人が集まる場所,並びに各国大使館を含め,欧米関係施設,国際機関,宗教施設等には当面近づかないようにするとともに, 不測の事態に巻き込まれないよう以下の対応に努めてください。

(1)外務省及び大使館が発出する情報を含め,最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。

(ア)ショッピング・モール,観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館,公共交通機関等人が多く集まる施設

(イ)政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)

(ウ)教会・モスク等宗教関係施設等

(3)上記(2)の場所を訪れる際には,人混みで身動きできなくなることを避け,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】

●頑丈なものの陰に隠れる。

●周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

【車両突入の場合】

●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増す。

3 また,ケニアにおいては,10月20日付スポット情報,「大統領選挙再実施に伴う注意喚起(その4)」が発出されている他,北東部及び沿岸部においてイスラム過激派によるテロ事案が多数発生しています。当地治安機関からも選挙の混乱に乗じたテロに対する注意喚起が発出されています。

(なお,ソマリアとの国境地帯,北東地域ダダーブ難民キャンプ周辺地域及び北東地域ガリッサ郡ガリッサには「レベル4:退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)」,リフトバレー地域トゥルカナ郡の南スーダンウガンダとの国境地域及び南部一帯,ウェスト・ポコット郡,バリンゴ郡北部一帯,北東地域マンデラ郡,ワジル郡,ガリッサ郡の一部及び沿岸地域ラム郡の一部には「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が継続されていますので御留意願います。)

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方には,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

5 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せてご参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル

(マニュアルは,http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

に掲載。)

6 ケニアに関する「危険情報」を別途発出しています。同情報も参照してください。

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_100.html#ad-image-0

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/

http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)

○在ケニア日本国大使館

   住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, Kenya

       (P.O. Box 60202, Nairobi)

   電話: (市外局番020) 2898000(代表)

    国外からは (国番号254) 20-2898000(代表)

   FAX : (市外局番020) 2898220

    国外からは (国番号254) 20-2898220

   ホームページ: http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html