フランクフルト空港内におけるクレジットカード詐欺被害(注意喚起)

1.フランクフルト空港における邦人を狙ったクレジットカード詐欺被害

2.年末年始及び令和2(2020)年の休館日

1.フランクフルト空港内における邦人を狙ったクレジットカード詐欺被害

11月中旬,フランクフルト空港第1ターミナル内において,邦人被害者がクレジットカードを騙し取られた後,同カードを不正利用(80万円〜90万円)される案件が2件発生しました。いずれも被害状況は概ね以下のとおりです。

○邦人被害者はフランクフルト空港内において見知らぬ男に英語で声を掛けられ,「日本行きのフライトにチケットを変更したいが,クレジットカードを所持していないためチケット代の支払いができず困っている。費用は現金で支払うので,あなたのクレジットカードで代わりに支払って欲しい。」と懇願された。

○邦人被害者は男から助けを求められ、信用してしまい,近くのATMで自身のクレジットカードを挿入しパスワードを入力した後,男の指示に従って操作を進めたところ,エラー表示が出たため操作を一端中止した。男はATMから排出されたクレジットカードを手に取って,カードの表や裏をチェックする仕草をした後,「ちょっと確認してくる」等と言って,その場から一瞬離れた後ですぐに戻り,邦人被害者に対して、見かけ上同様のカードを返却した。

○邦人被害者が日本帰国後,自分のクレジットカードから複数回にわたって80万円〜90万円分が不正利用されたことが判明した。フランクフルト空港で男から返却されたカードを改めて確認したところ,自分のクレジットカードと似ていたが,自分名義のものではないことに気づいた。

クレジットカード詐欺及び同未遂の被害は欧州各地の空港でも確認されていますので,以下の対策を講じながら,被害に遭わないよう十分に注意してください。

【対策】

・見知らぬ人から声を掛けられても容易に信用しない。少しでも不審と感じた場合にはすぐにその場を立ち去る。

・クレジットカードやキャッシュカード等を見知らぬ人に安易に手渡さない。

・ATMを操作する場合には,周囲に不審な人がいないか警戒を怠らない。特に,パスワードを脇から覗き見られないよう注意して操作する。

・万が一クレジットカードやキャッシュカードの不正利用に気付いた場合は直ちにカード会社に通報して機能停止の手続を依頼するとともに,当地の警察に被害を届け出る。

2.その他

(1)年末年始の休館日

当館は来週から年末年始にかけて,以下のとおり閉館します。

12月24日(火)〜12月26日(木)閉館

12月28日(土)〜1月5日(日)閉館

特に連休前後の12月27日(金)及び1月6日(月)は、当館の領事窓口が大変混み合うことが予想されます。領事窓口にご用件のある方におかれましては,余裕を持ってご来館されることをお勧めします。

(2)令和2(2020)年休館日(*印は本邦の祝祭日)

1月1日(水)元日

1月2日(木)年始休暇(*)

1月3日(金)年始休暇(*)

2月24日(月)天皇誕生日振替休日(*)

3月20日(金)春分の日(*)

4月10日(金)聖金曜日

4月13日(月)復活祭翌日の月曜日

5月1日(金)メーデー

5月21日(木)キリスト昇天祭

6月 1日(月)聖霊降臨祭翌日の月曜日

6月11日(木)聖体節

7月24日(金)スポーツの日(*)

8月10日(月)山の日(*) 

9月21日(月)敬老の日(*)

11月3日(火)文化の日(*)

11月23日(月)勤労感謝の日(*)

12月24日(木)クリスマスイブ(行政機関の休日)

12月25日(金)クリスマス

12月29日(火)年末休暇(*)

12月30日(水)年末休暇(*)

12月31日(木)年末休暇(*) 

※土・日曜日は休館

※窓口開館時間(9:00−12:30/14:30−16:30)

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