都市部における路上強盗被害に関する注意喚起

●首都のアスンシオン市及びその周辺の都市部において路上強盗による被害が頻発しており、最近の報道においても、アスンシオン市内の飲食店などが多く立ち並ぶ地域において深夜に通行人が襲われる事件が報じられており、十分な注意が必要です。

●これから年末にかけて現金の取扱いが増えることにともない、強盗事件が増加する傾向がありますので、普段以上に注意するように努めてください。

●強盗犯は、銃器や凶器を携行していることが多く抵抗された場合には危害を加えることをいとわないため、万一強盗に遭遇した際は抵抗しないことが、人命を守る上で非常に重要です。

報道によれば、アスンシオン市内CarmelitasやVilla Morraといった飲食店が多く建ち並ぶ地区において、深夜に飲食店等から出てきた若者が襲われる強盗事件が頻発しています。複数名の強盗犯が自動車で接近してきて、銃器で通行人を脅し携帯電話や腕時計、現金などの所持品を強奪しています。

・年末にかけて現金の取扱いが増えることにともない、ひったくりや路上強盗事件が増加する傾向がありますので、普段以上に注意するように努めてください。

・路上強盗はバイクに乗った2人組だけでなく、自動車で接近してくる強盗犯、徒歩で接近してくる強盗犯、バイクの集団により強盗に及ぶケースなども確認されています。

・人通りの少ない時間帯や場所、特に深夜帯は強盗被害に遭うリスクが高くなりますので、徒歩による移動を可能な限り避けて自動車などのより安全な移動手段を選択するといった対策が有効です。

・建物から車や駐車場までの短距離の移動であっても決して油断せず、不審な人物や車両がないか周囲を確認するよう努めてください。

・貴重品は隠して身に付けるなどし、万一強盗に遭った際に差し出せるもの(多少の現金など)と分散して所持しておくといった工夫も被害を最小限にするために有効です。

・日本人をはじめとする外国人が多く所持する高価なスマートホンが特に強盗の標的となっています。路上では安易にスマートホンを露出しないようにしてください。自動車に乗っている際、窓から手を差し込まれてスマートホンを奪われる事件も多発していますので、停車中は窓を開放させないなど、注意するようにしてください。

・強盗犯は、銃器や凶器を携行していることが多く、抵抗された場合には危害を加えることをいとわないため、万一強盗に遭遇した際は抵抗したり、犯人を追ったりしないことが、人命を守る上で非常に重要です

アスンシオン市及びその近郊のパラグアイ川周辺には、Chacarita地区やBanado Sur地区などといった多くの貧民街があり、これらの貧民街には麻薬中毒者や強盗犯が多く潜んでいることから、不用意に近づかないようにしてください。

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