安全情報【8月分】

【安全情報8月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、8月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。

サンホセ

「28歳女性、射殺される」(殺人事件)

 8月16日午後6時、サンホセ市パバス(Plaza Mayorから50メートル北)で、配車サービスの車に乗って帰宅していた28歳女性が、バイクで近付いてきた男性2人組に助手席側から10発発砲され、射殺された。運転手の男性にも銃弾が当たり、怪我を負った。犯人は、被害者女性を狙って近付くなり発砲し、何も盗まずに逃走したことから、報復目的の犯行とみられている。

「35歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月20日午前0時16分、デサンパラドス市の酒屋で、バイクに乗ってやって来た男性2人組の内1人が、接客対応中の店主を射殺し、逃走した。犯行動機は不明。

「34歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月22日午前10時、ペレスセレドン市のスポーツジムで、34歳外国人男性がジムにやって来た男性2人組に射殺された。被害者はカナダ人観光客とみられているが、カナダ旅券と米国旅券の両方所持しており、それぞれ個人情報が違うため、被害者の特定が必要があるという。被害者は今年5月にサンカルロス市で銃で撃たれたが、軽傷で済んだ同一人物とみられている。

「61歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月28日午後11時27分、ゴイコエチェア市の住宅で、61歳男性が射殺された。被害者は複数の男性を自宅に入れたところ、撃たれたという。間もなく被害者宅で火事が起き、気が付いた隣人が男性を助けようと中に入ったところ、既に死亡していたという。

●リモン県

「20代男女、射殺される」(殺人事件)

 8月5日午後7時、グアシモ市の自宅の前庭にいた男性1人と女性2人が、バイクに乗った男性2人組に道から発砲された。25歳男性と26歳女性は死亡。もう1人の女性(47歳)は怪我を負った。女性2人は、刑務所に麻薬を運び込もうとして逮捕された過去があり、報復目的の犯行とみられている。事件現場は殺された25歳女性の自宅だった。

「モイン港のコンテナ内に462キロのコカイン発見」(麻薬関連事件)

 8月6日、リモン市モイン港で、ポルトガルに送られる予定の青果が入ったコンテナ内から462キロのコカインが発見された。

「26歳男性、射殺される」(殺人事件)

8月6日午後8時45分、リモン市で、26歳男性が複数の友人と話をしていたところ、侵入してきた6人組に射殺された。現場には何人もいたが、被害者のみ狙い撃ちされ、他に怪我人はいなかったことから、報復目的の犯行とみられている。

「23歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月13日夜、リモン市で、高級車に乗った男性2人が移動中に、バイクに乗った2人組に銃で撃たれ、運転手は死亡。助手席にいた男性は怪我を負った。車には少なくとも60発の銃痕があったという。  

「29歳女性、遺体で発見」(殺人事件)

 8月14日夜、ポコシ市の住宅の浴室から、29歳女性の遺体が発見された。 容疑者は、被害者女性の同棲相手の26歳男性で、14日に親戚宅を訪れ、犯行を自供したという。被害者は、10日に殺害されたとみられ、容疑者は遺体のある家で2〜3日過ごしていたという。容疑者は家の近くで強盗や窃盗をし、隣人とトラブルを起こしていたという。

「23歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月17日午後12時過ぎ、マティナ市で、23歳ニカラグア人男性がバイクに乗った男性2人組に射殺された。被害者は麻薬密売で何度か逮捕された過去があり、麻薬絡みの報復目的の殺人とみられている。また、被害者は強盗や盗難事件にも関与しているという。 

「21歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月21日午後4時半、マティナ市のバナナ農場付近で、21歳男性が強盗犯に射殺された。被害者は持っていたスマートホンが目的で殺された模様。容疑者として、30歳男性が逮捕された。

●プンタレナス県

「23歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月2日午後6時21分、プンタレナス市チャカリタで、23歳男性が射殺された。その20分後に同地区で別の発砲事件が起き、38歳女性と16歳男性が銃弾を受けて怪我を負った。

「49歳男性、射殺される」(殺人事件)

8月8日午前1時半、モンテスデオロ市の国道一号線沿いで車を一時停止した男性2人が、バイクに乗った男性2人組に強盗目的で襲われたが、被害者の1人が抵抗したため射殺された。被害者は、49歳男性で、高校教師だった。もう1人は無事であった。

「2トンのコカインを積んだ半潜水艦の乗組員逮捕」(麻薬関連事件)

 8月23日、オサ市から200キロ沖で2.2トンのコカインを積んだ半潜水艦が発見され、乗っていた33歳、45歳のエクアドル人と22歳のコロンビア人の計3名が逮捕された。押収された麻薬は1700万ドル相当になるという。

「265キロのコカインを積んだボートの乗組員逮捕」(麻薬関連事件)

 8月25日、オサ市のオサ半島沖で、走行中の不審なボートが発見され、間もなく沿岸警備隊に逮捕された。ボートには265キロのコカインが積まれ、乗っていたコロンビア人2名が逮捕された。

エスパルサ市長宅に銃弾撃ち込まれる」(発砲事件)

 8月29日午前0時半頃、エスパルサ市の市長宅に銃弾が撃ち込まれた。市長宅の壁や車に銃弾が当たったが、市長や同居している市長の兄弟6名と義弟1名は無事だった。

●アラフエラ県

「男性3名、射殺される」(殺人事件)

8月4日夜、サンラモン市で、男性3名と女性2名が車に乗っていたが、運転していた男性が車から降りようとしたところを何者かに銃撃された。車に乗っていた者全員も撃たれ、男性3名は死亡、女性2名は軽症を負った。殺された26歳男性には麻薬密輸の前科があり、36歳男性は強盗の容疑で裁判を受けていたが証拠不十分で無罪となっている。27歳男性だけ前科がなかった。

「30代男性、50代女性、射殺される」(殺人事件)

 8月21日正午前、アラフエラ市の住宅に武装した4〜5名が侵入し、住宅の中にいた男性1名と女性2名を撃ち、男女各1名は死亡、女性1名は命を取り留めた。殺されたのは、30代の男性と50代の女性で、ジャマイカ人とみられている。

「自動車修理工場から盗難車発見」(盗難事件)

 8月27日、ポアス市の不法に営業していた自動車修理工場から、8月1日にリモン県ポコシ市で盗まれた高級車が発見された。他にも高級車2台が発見された。この工場は、盗難車を保管、解体または改造していたとみられ、中には人がおらず逮捕された者はいなかった。

「33歳男性、刺殺される」(殺人事件)

 8月27日午後7時、サンカルロス市の住宅内で、33歳男性が同棲相手の女性と口論となり、暴力を伴う喧嘩に発展した。女性の息子である16歳男性が仲裁に入ろうとしたが、結局刃物で33歳男性を刺し、男性は間もなく死亡した。

「19歳男性、強盗犯に縛られる」(強盗事件)

 8月29日午後10時、サンカルロス市で、夜間高校に通う19歳男性が自転車で帰宅途中に、強盗犯2人組に襲われ、殴られたり刃物で切られたりした後、手足を縛られた。乗っていた自転車、スマートホン、財布が盗まれた。

●エレディア県

「教員がノートパソコンを盗む」(窃盗事件)

8月17日、バルバ市の高校からノートパソコン51台とカメラ1台を不正に持ち出していた47歳男性が逮捕された。容疑者は同校の教師でパソコンを管理する担当であった。パソコンが無くなっていることに気付いた学校側が被害届を提出し、容疑者は間もなく辞職したという。容疑者の自宅から質屋の領収書などが押収された。

カルタゴ

「35歳男性、射殺される」(殺人事件)

 8月20日夜、カルタゴ市のバーで、複数の者がバーの中に入ろうとしたが警備員に阻止され、バーの中にいた客も参加し喧嘩となった。入場を断られた者たちは一度立ち去ったが、間もなく戻り走行中の車からバーの入口に向かって発砲し逃走した。入口にいた35歳男性客は銃弾を受け死亡した。警察は容疑者2人を逮捕し、もう1人の容疑者も翌日自首したという。

●グアナカステ県

「27歳男性、射殺される」(殺人事件)

8月9日、カリージョ市で、45歳男性がバイクに乗った男性2人組に射殺された。被害者は、警察にも名の知られた泥棒で、多数の盗難事件に関与しているという。

●その他

「治安情勢について」 

・8月末日時点でのリモン県における今年の殺人件数は148件となり、サンホセ県の147件を上回る結果となった。

【お問い合わせ先】

コスタリカ日本国大使館 領事班

Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140

E-mail:japon-consulado@sj.mofa.go.jp

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