【安全情報７月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、７月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
●サンホセ県
「３０歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月１１日午後６時４５分、サンホセ市バリオキューバで発砲事件が起きたという通報を受け、警察が駆け付けたところ、３０歳男性が死亡。３３歳男性が怪我を負い、警官１名も怪我を負った。死亡者は、盗難車密売の前科があったという。
「コカイン密輸グループ、逮捕される」（麻薬関連事件）
７月１４日夜、サンホセ市、サンタアナ市、モラビア市で一斉家宅捜索が行われ、コカインをコロンビアから輸入し他国へ輸出していたグループのメンバー８名が逮捕された。（コロンビア人７名、コスタリカ人１名）
このグループには資金洗浄の容疑もある。今回の家宅捜索で、コカイン１１７キロ、現金２１万ドル、４５０万コロン、銃、改造車を含む車６台が押収された。さらにリモン市のＡＰＭターミナル港で、ベルギーへ送られる予定の青果が入ったコンテナ内から８９８キロのコカインが発見された。
「２０代男性、射殺される」（殺人事件）
７月１９日午前２時５０分、サンホセ市サンセバスティアンでバイクに乗った男性２人組が浮浪者を射殺した。被害者は複数の男性と一緒にいたが、被害者だけを狙い撃ちしたという。被害者は２０代後半の男性だが身元は不明。
「６９歳男性、殴殺される」（殺人事件）
７月２０日朝、ペレセレドン市の自宅で６９歳男性が遺体で発見された。被害者には殴られた跡があったという。容疑者として２５歳の息子が逮捕された。父親と口論になって揉めたと話しているという。
「男性２名、射殺される」（殺人事件）
７月２４日午後２時１５分、ティバス市レオントレセで男性２名が射殺された（ニカラグア人男性２９歳、コスタリカ人男性３７歳）。さらにもう１名銃で撃たれ怪我を負ったが、詳細は不明。
●リモン県
「男性２名、射殺される」（殺人事件）
７月５日午前７時半頃、シキーレス市で男性が射殺された。被害者の身元は不明。事件現場から５０メートル離れた麻薬消費小屋で前日の４日午後８時１５分に２０歳男性が射殺される事件も起きている。警察は関連性を調べている。
「２７歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月８日午前２時、シキーレス市の電気公社の倉庫で、２７歳男性が射殺された。被害者は倉庫の警備員と揉めて撃たれた模様だが、詳細は不明。
「ニカラグア人男性容疑者、射殺される」（殺人事件）
７月９日午後６時、ポコシ市の公園で本年上旬にバーで起きた殺人事件容疑者のニカラグア人男性が警察に逮捕されそうになったため発砲し、警察との間で銃の撃ち合いとなった。公園のベンチに座っていた１３歳少年が銃弾を４発受けて重体。警官２名も銃で撃たれて怪我を負った。ニカラグア人男性は警官に射殺された。
「男性２名、射殺される」（殺人事件）
７月１０日午前４時５分、リモン市のバーの前で、車に乗っていた２５歳男性と１７歳男性が別の車に追いかけられ発砲された。銃弾は２人に当たり、間もなく死亡した。車は横転した。
「４８歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月１４日午後１２時５５分、リモン市で路上駐車していた車に何者かが車窓めがけて何度も発砲し、車内にいた４８歳男性が射殺された。犯行手口から報復目的と見られている。
「６０歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月２５日午前１１時、ポコシ市で６０歳男性がバイクを運転中に、バイクに乗った強盗犯２名に襲われバイクを奪われた。犯人はバイクを手に入れたとたんに被害者へ発砲し射殺した。後部座席に未成年の娘が乗っていたが無事だった。
「３名の麻薬中毒者、射殺される」（殺人事件）
７月２９日午前４時半、ポコシ市グアピレスで男性４人組が道端に座っていたところ、通りかかったバイクの後部座席に乗っていた者に発砲され、３名が死亡、１名が怪我を負った。被害者全員が麻薬密売及び中毒者であったという。
●プンタレナス県
「１９歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月２日午前６時、プンタレナス市で路上にいた１９歳男性が複数の男に射殺された。被害者はＤＪとしえ活躍していたという。
「男性２名、射殺遺体見つかる」（麻薬関連事件）
７月７日、ケポス市のマングローブ付近で、３９歳男性の射殺遺体が発見された。６日の午後にも前事件の現場と非常に近い場所で、３４歳男性の射殺遺体が発見されている。被害者らは、現場で殺されたか違う場所で殺されここに遺棄されたかはわかっていない。
「２７歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月１２日午後２時２２分、プンタレナス市バランカで２７歳男性が射殺された。被害者はニカラグア人男性で、犯罪組織のメンバーであり、多くの前科があるという。容疑者である２０歳女性は同日自首した。隣人は口論後銃声を聞いたという。
「６０５包のコカインを乗せた漁船乗組員が逮捕される」（麻薬関連事件）
７月２０日午後１時２４日、ゴルフィート市カボ・マタパロから１６６キロ沖で、６０５包のコカインを乗せた漁船が拿捕された。漁船に乗っていた乗組員のコスタリカ人３名は逮捕され、麻薬は押収された。
「２，５００キロのマリファナを積んだ船の乗組員が逮捕される」（麻薬関連事件）
７月２７日、ゴルフィート市から３３７キロ沖でマリファナ２，５００キロを積んだボートが発見され拿捕された。乗っていたニカラグア人男性５名は逮捕された。
●アラフエラ県
「１０億コロン以上の麻薬所持で観光客逮捕」（麻薬関連事件）
７月１０日、５６歳リトアニア人男性がアラフエラ市の国際空港に到着しコスタリカへ入国しようとしたところ、所持していたスーツケースから４，１１３グラム（１０２，８２５錠）のメタフェタミン（麻薬）が発見された。この麻薬は市場価格で１０億コロン以上になると言われている。
「麻薬消費小屋で男女の遺体発見」（殺人事件）
７月１１日正午、サンカルロス市にある麻薬消費小屋内で、４２歳女性と４１歳男性の遺体が発見された。被害者には殴られた跡と電気コードで首を絞められた跡が見られた。被害者２名は同棲してたという。
「炎上した小型飛行機に３００キロのマリファナ」（麻薬関連事件）
７月１２日午後７時頃、ウパラ市のウパラ空港で小型飛行機が飛べずに墜落し、警察が駆け付けたところ飛行機周辺にいた複数の男性が逃走した。警察は、マリファナを小型飛行機でニカラグアまで運ぼうとしたが、滑走路の状況が悪い上、３００キロのマリファナが積まれていて重量オーバーで飛べなかったとみられている。飛行機の近くにはピックアップ車が停車してあり、荷台からさらに１１２キロの麻薬が押収され、現金８，０００ドルや飛行機用のガソリンも発見された。
「高さ２メートル以上の水栽培のマリファナ発見」（麻薬関連事件）
７月２７日、トゥルバレス市の住宅内から、水栽培のマリファナ４００本が発見された。高さが２メートル以上で天井につく高さのものもあった。この住宅にいた３０歳男性は逮捕された。
●エレディア県
「元囚人男性、射殺される」（殺人事件）
７月１５日午後１０時５０分、バルバ市で、バイクに乗った２人組が発砲し、１人死亡、２人が怪我を負った。亡くなったのは２９歳男性で、計１４発の銃弾が当たったという。被害者は、犯罪歴が多々あり、最近刑務所を出所したばかりであったという。
「１８歳コロンビア人男性、刺殺される」（殺人事件）
７月２３日未明、フローレス市サンアキンで、乗用車の運転手と複数のバイクに乗った者たちが喧嘩を起こした。騒ぎを見た１８歳コロンビア人男性が興味本位で近づいたところ、乗用車の運転手が人混みに向かって投げた短刀が刺さり、間もなく死亡。短刀を投げた運転手は逮捕された。
●カルタゴ県
「２２歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月８日午後９時、パライソ市で２２歳男性が道にいたところ、通りかかったバイクに乗った者に銃で射殺された。隣人によると被害者は何者かに殺すと脅迫を受けていたという。被害者は昨年１１月、ある住宅で不法に開催されていたパーティーで母親と他男性３人とともに銃で撃たれて怪我を負っていた。
「ケーブルで縛られビニール袋に入った遺体発見」（殺人事件）
７月１４日午前１時頃、カルタゴ市で巡回パトロール中の警察が不審な車を発見し、職務質問しようとしたが逃走したため追跡をした。逃走中に車から複数の男性が降り、車を捨て草むらに逃げていった。車内からはケーブルで縛られビニール袋に入ったニカラグア人男性の遺体が発見された。
●グアナカステ県
「２２歳男性、射殺される」（殺人事件）
７月３１日午後７時半、カニャス市で２２歳男性が友人２名と道端で話していたところ、バイクに乗った男２人から発砲され、２２歳男性は死亡、友人２名は怪我を負った。容疑者の１人は逮捕されたが、殺人容疑などの前科があったという。
●その他
「治安情勢について」
・７月末時点までの殺人件数は５１３件で、昨年の同時期より１５１件も多い数字となった。
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel：(506)2232-1255 Fax：(506)2231-3140
E-mail：japon-consulado@sj.mofa.go.jp
URL：https://www.cr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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