注意喚起:アマゾナス州マナウス市における殺人事件等(麻薬犯罪組織間抗争)
1 発生日時
7月20日(木)
2 事件発生場所
アマゾナス州マナウス市ムンド・ノーボ地区、サンフランシスコ地区、サン・ラザロ地区
3 事件概要
(1)7月20日(木)、マナウス市ムンド・ノーボ地区にて、バラバラに切断された遺体が同地区内に散乱しているのが発見されました。目撃者によると、麻薬犯罪組織、首都第一コマンド(PCC、本拠:サンパウロ)の構成員が、敵対するコマンド・ベルメーリョ(CV、本拠:リオデジャネイロ)の構成員を残忍に殺害し、遺体をバラバラに切断したとの由です。
(2)7月20日(木)、マナウス市サンフランシスコ地区にて、21歳の男性が射殺される事件が発生しました。遺体の側には麻薬犯罪組織、コマンド・ベルメーリョ(CV、本拠:リオデジャネイロ)の本事件への関与が疑われるメモが残されていた由です。
(3)7月20日(木)、マナウス市サン・ラザロ地区にて、切断された人間の頭部が発見されました。現場には麻薬犯罪組織、コマンド・ベルメーリョ(CV、本拠:リオデジャネイロ)の本事件への関与が疑われるメモが残されており、上記(1)の事件と関連している可能性がある由です。
4 総領事館からのお願い
今後、両組織間の抗争が激化し、マナウス市内の治安が一層悪化する可能性が懸念されます。
今回既に事件が発生した危険エリアへの立ち寄りを避けるとともに、ニュース等で最新の情報を入手するなどしてご注意ください。
万が一、同様の事件に巻き込まれた場合の対処方法は以下のとおりです。
・発砲音が近くで聞こえる場合は直ちに「伏せる」(立っていると銃撃を受けやすく、被弾するリスクが高まります)。かつ安全を確保しながら退避するチャンスを窺う。
・発砲音が遠くで聞こえる場合や動ける場合はその場から「逃げる」。冷静さを保ち、安全な場所に退避する。
・「逃げる」ことができない場合は「隠れる」。犯人と自身の経路上に障害物を置き、伏せて身の安全を確保する。
電話:(市外局番92)3232-2000、国外からは(国番号55)92-3232-2000
Eメール:consular@na.mofa.go.jp
ホームページ:http://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/
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