1 発生日時
7月21日(金)、7月23日(日)
2 事件発生場所
アマゾナス州マナウス市コロニア・サント・アントニオ地区、ジャピイン地区
3 事件概要
(1)7月21日(金)午後、マナウス市コロニア・サント・アントニオ地区(当館から約7.7Km)で、セメント袋の中から男性の遺体(胴体及び下半身)が発見されました。犯行の特徴から、首都第一コマンド(PCC、本拠:サンパウロ)とコマンド・ベルメーリョ(CV、本拠:リオデジャネイロ)による麻薬犯罪組織間抗争による殺人事件と推測される由です。
(2)7月23日(日)夜、マナウス市ジャピイン地区(当館から約4.5Km)の空き地から、女性とみられる切断遺体がビニール袋に入れられた状態で発見されました。犯行の特徴から、首都第一コマンド(PCC、本拠:サンパウロ)とコマンド・ベルメーリョ(CV、本拠:リオデジャネイロ)による麻薬犯罪組織間抗争による殺人事件と推測される由です。
4 総領事館からのお願い
7月20日以降、麻薬犯罪組織間の抗争と思われる殺人事件が既に5件発生しており、当地は残念ながら異常な治安状況になっています。
今後、両組織間の抗争が激化し、マナウス市内の治安が一層悪化する可能性が懸念されます。
今回既に事件が発生した危険エリアへの立ち寄りはできる限り避けるとともに、他エリアでも何らかの事件が発生する可能性も十分に考えられますので、外出の際はニュース等で最新の情報を入手するなどしてご注意ください。
万が一、同様の事件に巻き込まれた場合の対処方法は以下のとおりです。
・発砲音が近くで聞こえる場合は直ちに「伏せる」(立っていると銃撃を受けやすく、被弾するリスクが高まります)。かつ安全を確保しながら退避するチャンスを窺う。
・発砲音が遠くで聞こえる場合や動ける場合はその場から「逃げる」。冷静さを保ち、安全な場所に退避する。
・「逃げる」ことができない場合は「隠れる」。犯人と自身の経路上に障害物を置き、伏せて身の安全を確保する。
電話:(市外局番92)3232-2000、国外からは(国番号55)92-3232-2000
Eメール:consular@na.mofa.go.jp
ホームページ:http://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/
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