(注意喚起)邦人旅行者のひったくり・スリ被害

●ポイント

・6月20日(火)及び6月21日(水)のそれぞれ昼頃、アンタナナリボ市内中心部で、邦人旅行者がひったくり及びスリの被害に遭う事件が発生しました。

マダガスカルではスリやひったくりは日常茶飯事です。人混みでは特に被害が多発しており、人混みには極力近づかないようにし、被害に遭わないようにご注意ください。

●本文

1 アンタナナリボ市内において、2日連続で邦人旅行者がひったくり及びスリの被害に遭う事件が発生しました。マダガスカルではスリやひったくりは非常に多く発生しており、滞在の際は注意が必要です。

【1件目:携帯電話】

(1)発生日時

 6月20日(火)正午頃

(2)発生場所

 アンタナナリボ市内アヌシ湖近く(HJRB病院前の道路)

(3)事件の概要

 単独行動中の男性旅行者1名が人混みの中を徒歩移動中、肩にかけていた肩掛鞄を引っ張られたため、引っ張り返した。鞄を確認したところ、鞄の前ポケットに入れていた携帯電話がなくなっていた。被害者は人混みの中での咄嗟の出来事であり、犯人か誰か認知することはできなかった。

【2件目:財布】

(1)発生日時

 6月21日(水)正午頃

(2)発生場所

 アンタナナリボ市内アナラケリー市場

(3)事件の概要

 単独行動中の男性旅行者1名がアナラケリー市場を観光していた際、人の多い地区を通過した後、ズボンの横ポケットに収納していた、現金20万アリアリ及びカード類の入っていた財布がなくっていることに気がついた。被害者は人混みに気を取られており、犯行には気がつかなかった。

 

2.犯罪被害に遭わないために

(1)混雑する場所は極力避けるようにして下さい。

(2)徒歩移動は避け、車両を利用するようにして下さい。

(3)常に周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めるなどした場合は、すぐにその場から離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かりやすい言葉で助けを求めて下さい。

(4)人前で財布を見せない、財布以外にも分散して現金をポケットに入れておくなど、リスクの低減に努めて下さい。

(5)拳銃や刃物等の凶器で脅された場合は、抵抗せずに大人しく犯人の要求に従ってください。この際、自らポケットに手を入れて取り出そうとすると、抵抗する気があると誤解されて危害を加えられる恐れがあることから、要求された金品等の収納場所を指で示して、犯人に取り出させるようにしてください。

(6)強盗犯の多くは、人目に付くことを避け、犯行に時間がかかることを嫌うため、所望の金品等を奪ったら速やかに逃走することが多い傾向にあります。したがって「見せ金」や「見せ携帯」を用意しておくのも一つの対策です。

(7)携帯電話が盗難された場合、警察への被害届け提出時に携帯電話のIMEI番号(端末識別番号)を求められることがありますので、あらかじめメモしておくとこを、おすすめします。

3.トラブル等に巻き込まれないために、新聞、ニュース、インターネット等からの情報収集に努めていただくとともに、常に周囲の状況に気を配る等、自らの身の安全の確保に努めてください。万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。

  

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【問い合わせ先】在マダガスカル日本国大使館領事班

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