熱帯性暴風雨Bretにご注意願います。

【ポイント】

〇米国ナショナル・ハリケーン・センター(6月22日午前5時現在)によると、熱帯性暴風Bretは、本22日、アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネービス、ドミニカ国セントルシア、セントビンセント及びグレナディーングレナダ方面へ接近し、強い熱帯性暴風雨として本日夕方から夜にかけて上記付近を通過すると予想されており、セントルシア及びドミニカ国に暴風雨警報が発令されています。

〇報道によると、セントルシア及びドミニカ国において、政府が国民に対し熱帯性暴風に対する準備するよう呼びかけるとともに、政府機関・企業・学校・空港の閉鎖等について発表されています。

〇皆様におかれましては、最新の気象情報入手に努め、適切な安全対策を講じてくださるようお願いいたします。

【本文】

1 これらの地域への渡航、滞在を予定されている方、また滞在中の方は、以下の関連ウェブサイトを参考に現地の気象情報の収集に努めると共に、災害や事故に巻き込まれないよう十分ご留意願います。

〇米国ナショナル・ハリケーン・センター:http://www.nhc.noaa.gov/

https://www.nhc.noaa.gov/graphics_at3.shtml?start#contents 

〇世界気象機関:https://severeweather.wmo.int/tc/cgn/index.html 

〇ウェザー・チャンネル:http://www.weather.com/ 

2 21日、セントルシアのピエール首相は、22日について以下のとおり決定したと述べています。

(1)追って通知があるまで、すべての学校を休校とする。

(2)すべての企業及び政府機関を午後1時から閉鎖する。

(3)航空当局の助言により、両空港を午前10時30分から閉鎖する。

 また、同首相は、すべての住民と企業に対し、熱帯性暴風雨Bretの進行を注意深く監視し、生命、財産、生活を守るため、各人が準備をするよう呼びかけています。

3 報道によると、熱帯性暴風雨は22日木曜の夜、ドミニカ国の南約136キロを通過し、午後2時までに熱帯低気圧の強風が到達する見込みであり、ドミニカ国政府は、全国民に暴風雨に対して準備をするよう呼びかけるとともに、以下のとおり決定したとのことです。

(1)21日午後11時に熱帯性暴風雨警報を発令した。

(2)22日はすべての学校を休校とする。

(3)22日の就業は正午に停止する。

 また、木曜日の午後からにわか雨と雷雨が予想されている。一晩中、中程度から激しいにわか雨と雷雨により、状況がさらに悪化することが予想され、金曜日にかけて広範囲に鉄砲水が発生する可能性があるとしています。

〇ご参考

6月19日付け領事メール「熱帯低気圧にご注意願います。」

https://www.tt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_03363.html

トリニダード・トバゴ日本国大使館領事班(アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネービス、ドミニカ国セントルシアセントビンセント及びグレナディーン諸島グレナダガイアナスリナムを兼轄)

住所:5 Hayes Street、St. Clair、 Port of Spain、 Trinidad and Tobago、 W. I. (P.O.Box1039)

電話:628-5991 国外からは(国番号1-868)628-5991

FAX:622-0858 国外からは(国番号1-868)622-0858

ホームページ:https://www.tt.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 

E-mail:ryouji@po.mofa.go.jp