【邦人被害】ブエノスアイレス市モンセラット地区ホテルでの置き引き

【ポイント】

 邦人がブエノスアイレス市モンセラット地区ホテル内会議室において、置き引き被害に遭いました。不特定・多数の人間が出入りする公共の場所等には所持品を放置しないよう十分ご注意願います。

【本文】

 邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要

(1)日時

 2023年5月16日午前11時頃

(2)場所

 ブエノスアイレス市モンセラット地区のホテル(大統領府(カサ・ロサーダ)前5月広場の近く)

(3)被害

 旅券、携帯電話、ノート型PC及びスーツケースの鍵等を収納したリュックサック

(4)被害の状況

ア 被害者が、上記ホテルの会議室で開催された会議に参加していたところ、休憩時間に、他の参加者の多くが荷物を会議室に残置したままコーヒーを飲みに会議室から出て行ったことから、被害者もリュックを置いて会議室を出た。

イ 休憩時間が終わり、被害者が会議室に戻るとリュックが無くなっていることに気付いた。なお、他の外国人参加者にも残置していた荷物からノート型PCを盗難された被害者がいた。

2 防犯対策

(1)今回被害が発生したのは5つ星評価のホテルでしたが、アルゼンチンではホテル出入者の身分確認など行っておらず、宿泊者等ホテル利用者以外でも身なりが整っていれば、容易に出入り可能なホテルがほとんどです。特に国際会議等が開催されている場合は、アルゼンチンの治安事情に不慣れな外国人を狙う不審者が置き引きなど窃盗の機会を狙っている可能性があることから、油断することなく、手荷物から目を離さないことが必要です。

(2)盗難被害を最小限にするため、携帯電話、財布などの貴重品は、一つのリュック等にまとめることなく、ウエストポーチなど他のカバン等に分散させてください。

(3)盗難対策として、旅券原本は鍵のかかるスーツケース等に収納しておき、普段は旅券のコピーを携行するのも有効な対策です。

3 外務省海外安全ホームページのご案内

 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0

 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

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在アルゼンチン日本国大使館 領事班

Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina

電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200

ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm

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