【外国人被害】ブエノスアイレス市レティーロ駅周辺での盗難・強奪事件の発生

●11月2日の日中、ブエノスアイレス市レティーロ駅バスターミナルにてミシオネス州に向かう予定のフランス人旅行客が盗難被害に遭遇しました。

●10月5日にも、同場所付近で男性1名がグループ犯行により強奪被害に遭遇しております。

●邦人の皆様におかれましても、レティーロ駅周辺に行く場合は、十分注意してください。

1 事件の概要(当地報道)

(1)11月2日午後4時頃、ブエノスアイレス市レティーロ駅のバスターミナルにおいて、ミシオネス州に向かう予定のフランス人旅行客(夫妻:男性77歳、女性81歳)が、リュックサックを奪われる被害に会いました。被害届を出すため、近傍の交番に到着した際に、もともと体調が悪かった被害者男性が心臓発作により転倒し死亡しました。

(2)10月5日にも同駅周辺にて、男性1名(59歳)が男性5人、女性3人のグループにより暴行の被害を受け、携帯電話を強奪される事件も発生しています。

2 防犯対策

(1)レティーロ駅は、ブエノスアイレス市3大ターミナルの一つであり、地方や隣接国への長距離バスを利用する旅行客等も訪れる場所です。一方で、レティーロ駅北側には大規模ビジャ(スラム街)が存在し、平素から治安が悪く、強盗、窃盗等の犯罪が多発している地域でもあります。特に、夜間・早朝の事件発生率が高いですが、今回の事案のように昼間においても発生することもあります。

(2)盗難被害を最小限にするため、旅券、携帯電話などの貴重品は、一つのリュック等にまとめることなく、ウエストポーチなど他のカバン等に分散させるとともに、荷物を肌身から離さないよう、十分に注意してください。

(3)携帯電話の盗難についても多発している状況ですので、外出時の使用に際しては十分注意するとともに、特に「歩きスマホ」は控えるようにしてください。

3 外務省海外安全ホームページのご案内

 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0

 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

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【問い合わせ先】

在アルゼンチン日本国大使館 領事班

Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina

電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200

ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm

領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp