悪天候に係る注意喚起 - 世界の治安情報等

ギリシャ気候危機・市民防災省等によれば、悪天候により、１０日（火）から１１日（水）の午後にかけて、ほぼ全国的に、特に海岸周辺地域において、豪雨、雷、強風等が見込まれており、注意を呼びかけています。また、本土の山岳地域では雪も見込まれています。

１　現時点で、悪天候が見込まれているのは主に以下の地域です。

（１）１月１０日（火）

イピロス、イオニア諸島、中央ギリシャ西部、ペロポネソス西部、トラキア、マケドニア東部、北及び東エーゲ海域、ドデカニサ諸島、キクラデス諸島、クレタ島

（２）１月１１日（水）午後にかけて

ドデカニサ諸島において、特に天候の悪化が見込まれています。

（３）強風に関しては、１０日（火）は特にイオニア諸島及びエーゲ海域で、１１日（水）は、引き続き特にイオニア諸島で見込まれています。

２報道等によれば、今回の強風に伴い現時点において、フェリー等船舶の運行に一部影響が出ています。特に、アッティカ県のピレウス港、ラフィーナ港、ラヴリオ港からキクラデス諸島及びドデカニサ諸島等へのフェリーの運行において、出航遅延や運休が発生している模様ですので、ご利用の方は最新情報をフェリー会社等にご確認ください。

３　同省はこの悪天候に対し、以下の内容を呼びかけています。

・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。

・海域・沿岸部での活動は避ける。

・氾濫した沢や道路は、車でも徒歩でも一切横断しない。

・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない。

・落雷の際は、室内では電気機器に触れない。屋外では木々の下に留まらず、車中に避難し、平地では、頭髪等が逆立つときは、金属のアクセサリーを外し、その場に深くしゃがむか、伏せる。

・危険な時は、「１１２番」（緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号）、または「１００番」（ギリシャ警察）、「１９９番」（ギリシャ消防庁）、「１６６番」（ギリシャ救急救命）に連絡する。

４　皆様方におかれましては、引き続き最新情報にご留意の上、安全の確保に努めてください。

（参考サイト）

●ギリシャ気候危機・市民防災省

https://www.civilprotection.gr/el

●ギリシャ気象庁