以下のとおり、邦人が被害者となる車内での窃盗事件が発生しましたので、お知らせします。
1 発生日時
12月4日(日)午前9:30頃
2 発生場所
サンパウロ市ヴィラ・マリア地区カルモーポリス・デ・ミナス通り(R. Carmopolis de Minas)2023付近
3 事件概要
被害者(40代男性、出張者)が、会社の運転手及び別の邦人とともに3名で、サンパウロ市内からグアルーリョス空港へ向けヅットラ街道(Rodovia Presidente Dutra)をレンタカーで走行中、左後輪のタイヤがパンクしたため、上記地点の路肩に車両を停車させた。トランク内にスペアタイヤがあったので、その場で運転手がタイヤ交換を行い、被害者ともう1名は交通量の多い道路であったこともあり車外に出て後方の安全確認等を行っていた。およそ15分〜30分後にタイヤ交換が完了し、車内に戻ったところ、助手席の足下に置いていたはずの被害者のカバン(リュックサック)がなくなっていることに気がついた。
被害者は、車両のタイヤ交換中、怪しい人物の接近は認知しなかったものの、停車車両の後方や前方で停車する等の不審な動きをする乗用車1台を目撃していた他、タイヤ交換後に車内に戻ろうとした際、きちんと閉めたはずの助手席のドアが半開きの状態になっていた(施錠はしていなかった由)。
被害者に人的被害はなし。
4 被害品
鞄(その中に、旅券、携帯電話、ノートパソコン、iPad、Wi−Fiルーター、クレジットカード類、現金(日本円、ブラジルレアル、USドル)など)
5 防犯対策
(1) 走行中に車両のパンク等の異常があった場合は、可能な限り安全な場所まで走る等して、なるべく路上での車両の停車は避けてください。
(2) 車両の停車後は、周囲を十分に確認し、貴重品は車内に置かず所持するようにしてください。また、停車中、車両のドア及び窓は施錠してください。
(3) 短時間であっても、車外に出ている間は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示してください。
(4) 万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。
(5) 過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。
これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html
※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。
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<転居>
最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。
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【問い合わせ先】
電 話 (55-11)3254-0100
メール cgjassist@sp.mofa.go.jp