ポイント
●シカゴ市警によると、11月末までの犯罪発生件数は前年比41%の増加。特に強盗、窃盗、自動車盗が増加傾向。
●年末年始のホリデーシーズンには、犯罪被害に遭わないように防犯意識を高め、対策強化をお願いいたします。
本文
シカゴ市警の発表によると、11月27日現在までの犯罪発生件数は前年比41%の増加となっており、特に強盗(直近1週間で22%増)、窃盗(同58%増)、自動車盗(同242%増)が増加傾向となっています。
つきましては、シカゴ市警から、防犯のため下記のアドバイスがありましたので、ご参考にしていただき、防犯意識を高め、対策強化をお願いいたします。
公共交通機関内で…
●電車のドアの脇には座らない。ドアが閉まる間際に携帯電話その他の貴重品を奪われる可能性あり。
●電車に乗る際には先頭車両、バスに乗る際には運転手の近くに可能な限り乗車。
●タクシーに乗った際には、友人や家族に電話をかけ、タクシーに乗ったこと、これから帰ることなどを伝える。(かけるふりをするだけでも防犯効果がある。)
●電車、バス、タクシー内では、隙を見せないよう、絶対に眠らない。
町中で…
●意図的に車両をぶつけてきて、被害者が降車したところを狙う犯罪あり。車から降りたところで強盗やカージャックに遭う可能性あり。走行中に後ろから追突されたら、状況によっては、車を停止させずにそのまま走り続け、すぐに911に通報する。
●ズボンの後ろのポケットには貴重品を入れず、常に空っぽにしておく。
●歩行中にヘッドフォンなどで音楽は聴かない。スマートフォンを見ながら歩行することも避ける。常に周囲に注意を払う。
●夜間の路地のような安全とは言えない場所の一人歩きはできる限り避ける。
●物を売りに来た振りをして貴重品を盗む手口あり、貴重品は常に手元に置いておく。またレストランなどでテーブルの上に携帯電話などを置きっ放し、出しっ放しにしない。
自宅で…
●見知らぬ者を自宅内に入れない。水道、電気工事などを装い、家に上がり込むケースが多い。頼んだ憶えのないものは断る。
●貴重品のシリアル番号、型式、写真などは事前に保管しておく。これらがないと、警察としても事後の捜査は不可能。パスポートも同様に、関連情報をパスポートとは別に保管しておく。
●防犯にはきちんとした機材を自宅に設置しておく。防犯カメラは4Kのものを設置する。それ以外の仕様では犯人の特定は難しい。できれば画像を30日間保存可能なものを選ぶ。
●届いた手紙はすみやかに受け取り、郵便ポストに長期間放置することはないようにする。留守にする場合は郵便を止めるか、信用できる近隣住民に回収をお願いする。
●旅行前や旅行中に、SNSに旅行先の様子などを載せない。留守であることを広く宣伝しているようなもので、犯罪リスクを高める。
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