【注意喚起】邦人被害の窃盗事件の発生

【ポイント】

アディスアベバ市内で邦人被害の窃盗事件が発生。

・防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害の窃盗事件が発生しました。

(1)発生日時

  12月1日(木)午前11時30分ころ

(2)発生場所

  キルコス地区、エアポート・ロード上(Wolo Sefer Squareから南東方向約200メートル地点の歩道上)

(3)事案の概要

 被害者は、徒歩で外出するにあたり、盗難を警戒してスマートフォンなどを入れたズボンの両ポケットに手を入れ、もう1名の邦人と歩いていたところ、後方から近づいてきた男2名がそれぞれに話し掛けてきた。被害者に話し掛けてきた男は、自身の顔を被害者の顔に近付け「マイ・ファーザー」と連呼し汚れた手で肩などに触れきたため、被害者は両ポケットに手を入れたまま衣服の汚れを気にしつつ拒否行動を取っていたが、更に別の男1名が近付いてきて、左腕に着けていた腕時計に触れながら、執拗に左腕をつねる・引っ張るなどしてきた。

 被害者が時計を触ってきた男に意識を向けていた矢先、さらにもう1名の男が加わり、先に話し掛けてきた男と2名掛かりで右ズボンのポケットから被害者の右手を強引に引き抜いた。

その後、男3名は去っていった。

 男3名が去った直後、被害者は右ポケットに入れていたスマートフォンが盗まれたことに気付いた(腕時計は無事で身体的な被害はない)。

2.犯罪被害に遭わないために

(1)最近、アディスアベバ市内では、徒歩移動中の窃盗被害が急増しています。外国人というだけで、いつでも標的になり得るという認識を強く持ってください。日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。

(2)やむを得ない場合を除き、屋外での携帯電話の使用は控えてください。過去には、屋外で通話中に背後からひったくられる事案も発生しています。また、歩きスマホは短時間であっても周囲に対する注意が散漫になるほか、犯罪者に犯行の機会を与え、バッグやポケットに収納するところを見られた場合、そこからピンポイントで盗むことができるなど、犯行を容易にします。

(3)財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束するなどして、スリ被害防止に努めてください。常に周囲を警戒し、異変を感じた場合はすぐにその場を離れてください。また、ポケットの外から携帯電話と分かるような形状の凹凸が分かってしまったり、着衣等に結束しないままストラップが外に垂れ下がっていても狙われやすくなりますので注意が必要です。

(4)徒歩移動中に、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引いている隙に貴重品を盗む手口は、アディスアベバ市内でこれまでにも多発しています。そのような場面では、相手から距離を取って、速やかにその場から離れてください。

3.万が一、不幸にして犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。

以上

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

0911-216-773(吉田)shoichi.yoshida-2@mofa.go.jp

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