拳銃使用の強盗事件発生に伴う注意喚起(ヌアクショット)

9月13日夜から9月14日朝にかけて、ヌアクショット市内テブラグゼイナ地区で拳銃を使用して一般住宅を襲撃する強盗事件2件が発生しました。犯人(2件とも同一人物)は逮捕されていますが、比較的安全と言われている地区で拳銃使用の犯罪が発生していることから、普段から犯罪被害にあわないよう十分注意して生活しましょう。

1.事件概要

9月13日午後7時頃、ナイフと拳銃を持った犯人が一般住宅(モーリセンターホテルから北方約500m先)に侵入、拳銃を発砲し被害者を負傷させたが、拳銃音を聞きつけた野次馬が集まってきたことから、何も盗らずに自転車で逃走(第一犯行)。

翌朝、同じ地区の別の家屋に再度侵入、屋内には女性とその娘がおり、拳銃を使用して金を要求していたところ、異変に気づいた女性の息子がその場に現れ犯人に反撃、犯人は同息子を拳銃で撃って負傷させ、再びその場から自転車で逃走(第二犯行)。 

その後、拳銃音を聞いた目撃者が車両で犯人を追跡、捕捉した。

2.注意ポイント

いずれも、就寝時間帯や未明ではなく人が活動する時間帯に発生しており、発生場所はヌアクショット市内でも比較的安全と言われるテブラグゼイナ地区で、被害にあった一般住宅は大通りから路地に入った人通りの少ない場所に所在しています。在留邦人や外国人旅行者の活動圏内で拳銃を使用した凶悪事件が発生しているという事実を念頭に、凶悪犯罪被害にあうリスクをなるべく軽減できるよう以下のポイントにご注意して日常生活をお過ごし下さい。

●自宅の扉や窓の施錠は必ず行う。

●必要に応じて自宅に警備員や監視カメラを設置する。

●帰宅する際は、自宅周辺に不審な人物がいないかよく確認する。

●突然の訪問者には、安易に応答しない。

●不審な物音を聞いても、すぐには外に出ず、まずは家の中から外の状況をうかがう(他の犯罪被害に巻き込まれる可能性があるため、野次馬にならない)。

●敷地内に侵入された場合は、防犯ベルや笛等を吹鳴させ周囲にいち早く知らせる。

●自宅内に侵入された場合は、直ちに避難部屋(寝室等鍵のかかる部屋)に避難し、防犯ベルや笛等を使って周囲に異常を知らせ、警察等に助けを求める。

●万が一相手と対峙した場合は、絶対に抵抗することなく、相手の顔も見ないようにする。金品を要求されたら、落ち着いてゆっくり行動し、相手を刺激しないように心がける。

【お問合せ先】

モーリタニア日本国大使館

代表電話:4525-0977

メール:ryojimauritanie@nc.mofa.go.jp(領事担当)

緊急連絡(休日・夜間):4600-1717(領事担当)

ホームページ:https://www.mr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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