外国人を狙った身代金目的誘拐事件の発生

 8月3日午後7時ころ、カトマンズにおいて、中国人男性が自宅にいたところ、ネパール人6名に侵入され、拳銃を示して脅されるなどして誘拐され、その後、親族宛に1,000万ネパールルピーを身代金として要求される事件が発生しました。(8月4日、犯人は逮捕されました。)

同様の事件のターゲットとならないよう、十分な注意をお願いします。

 8月3日午後7時ころ、カトマンズ市ラジンパット地区(在ネパール日本国大使館も所在する地区)で、中国人男性1名が自宅(4階建て1戸建て住宅)にいたところ、ネパール人6名から侵入され、拳銃を示して脅されるなどして誘拐され、その後、カトマンズ北部にあるホテル内に監禁される事件が発生しました。

 その後犯人らは、中国人被害者の親族に電話を架け、身代金として1,000万ネパールルピーを要求し、8月4日、身代金の受渡し場所である王宮前通りに姿を現したところを、警察により逮捕されました。

 犯人6名のうち2名は、ネパール警察の現役警察官であるとのことです。

 また、被害者の自宅には警備員は配置されておらず、防犯カメラなどの防犯設備もなかったとのことです。

 このような被害に遭わないための防止策として、「警備員を配置する」、「日頃から目立たない服装や行動を心掛ける」、「夜間や単独での外出は避け、特に徒歩での移動を避ける」、「自宅周辺や移動時などに、不審な車が駐車されていないかなど、通常と違う点がないか観察し、注意を怠らない」、「資産状況を安易に他人に漏らさない」ことが重要です。

 同様の事件のターゲットとならないよう、十分な注意をお願いします。

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在ネパール日本国大使館

代表電話:+977(国番号)-1-4426680

領事班代表メール:consular-emb@km.mofa.go.jp

※ 閉館時間帯(夜間や週末、休館日など)に事件事故など真に緊急の用件にて当館に連絡を希望される場合、上記大使館代表電話から緊急電話対応者に転送されます。