【注意喚起】ベイルート港湾施設内の穀物サイロ倒壊の危険性

●7月25日、レバノン保健省及び環境省は、ベイルート港湾施設内にある穀物サイロ倒壊の危険性に関連するガイドラインを発表しました。

●同省の発表によると、穀物サイロの倒壊が発生した場合、建設残土や腐敗した穀物の菌などの粉塵が空気中に放出され、港湾施設から半径500mから1,500m圏内の地域に影響を及ぼす可能性があるとされています。

1 7月25日、レバノン保健省及び環境省は、ベイルート港湾施設内にある穀物サイロ倒壊の危険性に関連するガイドラインを発表しました。ここ数日にわたり、高温によりベイルート港湾施設内のサイロで穀物に引火し、小規模の火災が発生しています。これにより穀物サイロ倒壊の危険性が懸念されています。

2 穀物サイロの倒壊が発生した場合、建設残土や腐敗した穀物の菌などの粉塵が空気中に放出され、港湾施設を中心として半径500mから1,500m圏内の地域(Downtown Beirut,、Geitawi、Karantina、Mar Mitr地区)に影響を及ぼす可能性がるとされています。

 特に、港湾施設から半径500m圏内の地域は粉塵等の影響を受ける危険性が高く、穀物サイロの倒壊が発生した場合には、直ちに避難する必要があるとされています。

3 周辺地域への立ち寄り及び港湾施設に面した道路(Charles Helou Highway等)を通行される際は十分にご注意いただくとともに、万が一に備え、ベイルート市内ではKN95マスクなどの防塵マスクを携帯することを推奨いたします。

4 本件ガイドラインの詳細については、以下のレバノン保健省HPをご確認ください。

https://www.moph.gov.lb/en/Media/view/63101/1/preventive-measures-announced-with-regard-to-the-potential-collapse-of-parts-of-beirut-port-silos

●在レバノン日本国大使館

 代表電話番号:+961-(0)1-989751〜3

 領事直通:+961-(0)1-989856/01-989855

 領事携帯:+961-(0)3-366018/03-345977

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