悪天候「GENESIS」の影響について

ギリシャ気候危機・市民防災省によれば、悪天候GENESIS」により、13日までの間、全国の大部分で豪雨、強風、落雷、雹等が見込まれています。

1 特に悪天候が見込まれているのは、イオニア諸島、イピロス、中央ギリシャ西部、西ペロポネソスマケドニアトラキア、テサリア、スポラデス諸島、中央ギリシャ東部、エヴィア島北部とされており、特に中央ギリシャ西部、イオニア諸島、スポラデス諸島、また北西ペロポネソスからピエリアまでの地域では、豪雨による洪水や浸水の可能性が高いとされているほか、テサリアでは、長時間の豪雨が見込まれています。

2 同省は、必要に応じて地域別に「112番」から携帯電話への緊急メッセージを送信するとしています。また、この悪天候に対し、以下の内容を呼びかけています。

悪天候の際には、不要不急の外出を一切控える。

・過去に洪水・浸水があった地域では、地下やグランドフロアに留まらない。緊急時は家の高層階に避難する。

・氾濫した沢や道路を自動車でも、徒歩でも一切横断しないこと

・強風の際は、大きな木々等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない。

・落雷の際は、室内では電気機器に触れない。屋外では木々の下に留まらず、自動車の中に避難する。屋外の平地で頭髪等が逆立つ感覚があるときは、金属のアクセサリーは外し、その場に深くしゃがむか、伏せる。

・最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。

・危険な時は「112番」に電話する。

3 なお、現時点での報道によると、パトラ市及びアムフィロヒア市一部で停電、アムフィロヒア市で下水氾濫及び海面の上昇、クサンシ市周辺の道路が浸水により交通止め、コザニ市及びボロス市内で浸水・洪水・倒木、カルディッア市及びエヴィア島一部で休校等の影響が出ています。

今後の状況によってはさらなる影響が出る可能性がありますので、周辺住民の方におかれましては、引き続き最新情報にご留意の上、安全の確保に努めてください。

ギリシャ日本国大使館 領事部

Embassy of Japan in Greece

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