キプロス国内における新型コロナウィルス抑制措置の緩和(4月18日以降の新たな措置の実施)

キプロス在留邦人及び滞在中・来訪予定の皆様へ

状況・注意事項を以下の通りご案内します。

 この度、キプロス政府は、空港での新型コロナウイルス抑制措置に関し、4月18日(月)から新たな緩和措置を実施することを発表しましたので、その概要を以下の通りお知らせします。

1. 2022年4月18日をもって、疫学的リスクに基づく国別カテゴリー区分を廃止する。

2. 4月18日より、サイプラス・フライト・パス(Cyprus Flight Pass) のシステムを廃止する。

3.キプロス共和国への入国条件

4月18日より、キプロス共和国に旅行目的で入国する場合は、以下の条件を満たすこと。

(1)ワクチン接種済みまたは回復した乗客は、出発国及び国籍に関係なく、以下の条件のいずれかを満たしていれば、検査機関での検査を受けることなく、入国することができる。

(ア)EUのCovid-19デジタル証明書(EDCC)、若しくは同等の第三国のCovid-19ワクチン接種証明書(注1)または回復証明書(注2)をハードコピー又は電子データで所持していること。

(イ)キプロス共和国が定める接種回数を終えており、第三国の管轄当局から発行された有効なワクチン接種証明書を所持していること。

(注1)接種証明書は、以下のすべての条件に当てはまる場合のみ有効と見なされる。

(a)管轄当局が発行したものであること。

(b)接種したワクチンが以下のいずれかであること: ジョンソン・アンド・ジョンソン/ジャンセン、アストラゼネカ(Vaxzervia, COVISHIELD, SKBio)、ファイザー/ビオンテック、モデルナ、スプートニックV(Gam-COVID-Vac)、シノファーム (BBIBPCOVID-19)、CovaVax、 シノバック(CoronaVac)、Covaxin、スプートニックライト(ブースター接種の場合のみ)、Novavax Nuvaxovid COVID-19。

(c)18歳以上の乗客: 上記ワクチンのうち、2回接種用ワクチンを2回接種した者は3回目のワクチン接種を、1回接種用のワクチンを1回接種した者は、2回目のワクチン接種を実施し、その有効期限内であること。2回接種の場合は2回目、1回接種の場合は1回目の接種から9か月を経過していない場合のみ、必要な回数を接種したとみなす。

(d)18歳未満の乗客:2回接種の場合は2回目、1回接種の場合は1回目のワクチン接種後、有効期限が切れていない限りにおいて、ワクチン接種を完了したものとみなす。

(e)渡航者は入国に必要なワクチンの接種回数が満たされていれば、キプロス共和国への入国が可能となる。ただし、ジョンソン・エンド・ジョンソン/ジャンセンワクチンは例外で、接種日から渡航日までに14日間が経過していることが必要である。

(注2) EUのCovid-19デジタル証明書(EDCC)または同等の第三国の回復証明書は、以下のすべての条件を満たす場合にのみ有効と見なされる。

(a)各国の公的機関が発行したものであること。

(b)陽性反応が出てから180日を超えていないこと。

 

(2)ワクチン接種を受けていない、若しくは有効なワクチン接種証明書または回復証明書を所持していない乗客は、出発国及び国籍に関係なく、以下の条件の一つを満たしていれば、入国が可能である。

ア.出発の72時間前に受検したPCR検査(RT-PCR)の結果が陰性であること。

または

イ.出発の24時間前に受検したラピッド検査(簡易抗原検査)の結果が陰性であること。

ウ.12歳未満の乗客は、PCR検査若しくは簡易抗原検査の陰性証明書の提出・提示は求められない。

エ.セルフ・テストの結果をPCR検査及び簡易抗原検査結果の代用とすることはできない。

オ.到着時にランダム検査(RT-PCR検査、Rapid抗原検査のいずれか、または両方)が行われる場合、すべての乗客はこれに従わなければならない。拒否した場合は、10日間の強制隔離対象となる。また、検疫と検査にかかる費用は乗客の負担となる。

4.上記条件を満たさず入国しようとする行為は、法廷外和解法(Out-of-the court Settlement Laws of 1997 to 2021)に基づき、300ユーロの法廷外罰金が求められる。

5.ラルナカ空港及びパフォス空港における現行の措置は、2022年4月17日まで継続される。

なお、随時措置内容が変更になることも考えられますので、詳細をお知りになりたい場合など、要すればキプロス政府の発表をご確認ください。(https://www.pio.gov.cy/coronavirus/uploads/4METAFORON%20YPOURGIKO%20SYMVOULIO-EN.pdf

(当館連絡先)在キプロス日本国大使館 領事班 

5 Esperidon ST., Strovolos 2001, Nicosia, Republic of Cyprus

ホームページアドレス https://www.cy.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電 話:+357 22-394800 ★8:15-12:30、13:30-17:00★

FAX:+357 22-319077 メール:cy-ryouji@cy.mofa.go.jp