不審な郵便物の受取りに関する注意喚起

2022年4月7日 メールマガジン第830号

3月24日にコメルツ銀行ニュルンベルク支店に届いた郵便物が発火した件で、同行に対し犯人から更なる犯行声明が届いたとして、同行本店が顧客に対し、身に覚えのない郵便物をむやみに開封せず、治安当局の注意喚起に従うよう呼びかけています。

1 同行ニュルンベルク支店では3月24日、従業員が銀行宛の郵便物を開封したところ発火したという事件が発生。幸い重傷者はいませんでした。

2 その後、犯人から金銭の要求があり、これが受け入れられない場合にはさらに危険な郵便物を銀行に発送すると脅迫しています。

3 警察の発表によれば、ニュルンベルクで発火した郵便物は、封筒開封時に化学反応を起こして炎が吹き出る構造になっており、外から見ると、A5封筒の4辺に「枠」が入っているようになっています。

4 これを踏まえ、警察は「身に覚えのない郵便物については内容物の異常の有無(おうとつや硬い物質)を確認し、必要に応じて差出人に連絡すること、そして何より不審な郵便物は慎重に扱い決して開封せず、警察に通報する」よう呼びかけています。また、フランクフルトに所在する同行本店も脅迫被害の事実を認め、顧客に被害が及ぶおそれがあり当局の注意喚起を守るようコメントしています。

5 現在、警察で捜査中であり、容疑者は未だ特定されていません。不審な郵便物の受取りの際には、警察の注意喚起に従い、十分注意して下さい。

コメルツ銀行プレスリリース

https://www.commerzbank.de/de/hauptnavigation/presse/pressemitteilungen/archiv1/2022/quartal_22_02/presse_archiv_detail_22_02_101642.html

○ミッテルフランケン警察本部プレスリリース

https://www.presseportal.de/blaulicht/pm/6013/5190597

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