日本のオミクロン株に対する水際措置の強化等

○　日本政府は、１１月３０日、スウェーデンをオミクロン株に対する指定国・地域に指定しました（日本時間１２月１日午前０時から実施）。

○　併せて、日本政府は、スウェーデンを宿泊施設にて３日間の待機の対象となる「水際対策上特に対応すべき変異株」に対する指定国・地域に指定しました（待機は日本時間１２月２日午前０時以降から実施）。

１　オミクロン株に対する指定国・地域への指定

日本政府は、１１月２９日、オミクロン株に対する緊急避難的対応として、予防的観点から当面１か月の間、水際対策強化に係る新たな措置（２０）（以下「措置（２０）」と言います。）を行うことを決定しましたが、１１月３０日、スウェーデンを措置（２０）の１に基づく指定国・地域に指定しました（日本時間１２月１日午前０時から実施）。

措置（２０）の概要は以下のとおりです。

（１）オミクロン株に対する指定国・地域の指定

（２）外国人の新規入国停止（水際対策強化に係る新たな措置（１９）の２に基づく外国人の新規入国に係る受入責任者からの業所管省庁への申請の受付及び業所管省庁による事前の審査の停止、新たな審査済証交付の停止、同仕組みによる外国人の新規入国の拒否）

（３）有効なワクチン接種証明書保持者に対する行動制限緩和措置の見直し（水際対策強化に係る新たな措置（１８）の１及び２並びに水際対策強化に係る新たな措置（１９）の１に基づく行動制限緩和措置を停止）

（４）モニタリングの強化等

（５）入国者総数の引下げ（日本に到着する航空機について、既存の予約について配慮しつつ、新規予約を抑制）

２　宿泊施設にて３日間の待機となる「水際対策上特に対応すべき変異株」に対する指定国・地域への指定

　日本政府は、水際対策強化に係る新たな措置（１７）（以下「措置（１７）と言います。」に基づき、追加的な水際対策措置を実施していましたが、１１月３０日、スウェーデンを措置（１７）の（３）に基づく指定国・地域に指定しました（日本時間１２月２日午前０時から実施）。

これにより、１２月２日午前０時以降、スウェーデンからのすべての入国者及び帰国者は、検疫所長が指定する宿泊施設における３日間の待機の対象となります。入国後３日目に改めて検査を行い、陰性と判定された場合には、検疫所の宿泊施設を退所し、入国後１４日目までの間、自宅等での待機となります。

詳細は、外務省、出入国在留管理庁、厚生労働省、内閣官房新型コロナウイルス感染対策推進室等の公式サイトをご確認ください。

●新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について（外務省）

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html