スリランカでは断続的な豪雨により国内各所において洪水や地滑りが発生しています。今後も降雨が続けば、更なる被害が発生することも予想されますので、以下についてご注意ください。
1 一般的注意事項
(1)豪雨、道路の冠水による渋滞の発生や道路の陥没など、交通事情にも大きな影響が出ています。事故に遭わないよう車の運転には細心の注意を払ってください。また、外出の際はスリランカ気象庁の発表やニュースサイトで情報収集を十分に行ってください。
http://www.meteo.gov.lk/index.php?lang=en
(2)川の近くや低地帯など、水害の予想される地域にお住まいの方は、いつでも安全な場所に避難できるように準備をしてください。ご自宅から避難される場合は、所属組織(会社など)や友人、知人に連絡先をお知らせください。
(3)停電や外出が難しくなる場合に備えて、緊急用の食料や飲料水の備蓄、懐中電灯、携帯電話の充電器などを必要に応じて用意してください。
2 医療情報
長雨や洪水により残った水たまりで蚊が繁殖し、デング熱やチクングニヤ熱など蚊を媒介とする感染症が流行する可能性があります。普段以上に十分な防蚊対策をとってください。
・ 外出時に虫よけ剤を使う
・ 白など色の薄い色の服装でできる限り肌を隠す
・ 蚊帳、網戸、防虫網を設置する
・ やぶや草むらをなくす
・ 家や職場の周りの蚊の幼虫(ボウフラ)が発生しそうな水たまりを除去・清掃する
◎蚊の発生防止対策など(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html
(2)レプトスピラ症
汚染された水や食物の飲食により罹患する細菌による急性熱性疾患です。雨季や洪水が発生した時などに数週間遅れて流行します。不用意に水たまりや池などに入らないことが予防策です。
一般衛生状況の悪化により、食中毒やA型肝炎、腸チフス、寄生虫症(アメーバ赤痢、回虫、条虫)などの経口感染症が増加する恐れがあります。食品衛生については、従来以上に注意してください。
◎スリランカ医療情報
https://www.lk.emb-japan.go.jp/files/100136781.pdf
○問い合わせ先
在スリランカ日本国大使館
電話:(国番号94)11−269−3831
住所:3rd & 4th Floor, M2M Veranda Office, No.34, W. A. D. Ramanayake Mawatha, Colombo 2 (移転しました)
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