○ポイント
●11月5日、スロベニア政府は、国内制限措置の一部変更を発表しました。詳しくは本文をご確認ください。
●当国内の1日あたりの新規感染者数は、11月2日には過去最多(4,511名)となるなど、感染拡大が続いております。最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。
○本文
スロベニアの国内制限措置に関する政令が改正され、以下の点が変更となります。本変更は以下の3を除き11月8日から有効です。
1 RVT/PCT条件(回復証明、ワクチン接種証明、陰性証明の携帯若しくは提示)を満たすには、RVT/PCT証明書と同時に、有効な身分証明書を提示する必要があります。また、これまでRVT/PCT証明書の提示が15歳以上とされていたところ、8日以降、12歳以上について、提示が義務づけられます。
2 店舗等の入店制限
店舗等の面積に応じた入店人数の制限が再導入されます。入店可能な人数については、それぞれの店舗入り口に掲示されます。
3 児童・生徒及び学生の検査(11月15日から有効)
これまで1週間に2回必要とされていた抗原セルフ検査キットによる検査が、1週間に3回(48時間ごとに1回)必要となります。また、本7日の報道によれば、これまで任意検査とされていたプライマリーとセカンダリーの生徒についても、48時間ごとの検査が義務づけられるとのことです。プライマリー、セカンダリー及びその他の学生は、薬局において無料で抗原セルフ検査キットを入手することができます。(一月に一人15個まで)
4 使用可能マスクの制限
(1)全ての公共屋内または敷地内、ケーブルカーを含む交通機関の利用において使用が認められるマスクは、サージカルマスクまたはFFP2マスク(以下、保護マスク)のみになり、布マスクの使用は禁止されます。
(2)公共の場所等に於いて、1.5メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できない場合(2世帯以上の乗員を乗せた自家用車内を含む)、保護マスクの使用が義務づけられます。
(3)以下の例外に当てはまる場合は、保護マスクの使用が義務ではありません。
・6歳までの子ども
・就学前の子どもに関わる教育者およびアシスタント等
・高等教育の教師がガラスまたは同様の材料で作られた防護壁の後ろで講義する場合
・公共屋内において、少なくとも3メートルのソーシャルディスタンスが確保されている会場での講演者
・公的な文化イベントのパフォーマー
・個別のスピリチュアルケアを提供する宗教従事者
・スポーツトレーナー
・保護マスクの使用が不可とされる特別なニーズのある者
・レストラン等におけるRVT/PCT条件を満たす利用客
・聴覚障害者、盲ろう者、難聴者との直接のコミュニケーションにおいて、1.5メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できる場合、もしくはガラスのパーティションを設置できる場合(手話通訳者を含む)
5 飲食店の営業制限
レストランやバー等の飲食物を提供する店舗の営業が制限されます。
(1)営業時間制限:午前5時から午後10時まで
(2)面積に応じた入店人数制限
(3)ダンスや社交プログラムのための音楽および飲食物を提供する店舗の閉鎖
6 集会、集まり等の制限
原則、RVT/PCT条件を満たす特別に許可された集会以外の人の集まり等が制限されます。
(1)近親者および同一世帯以外の人との集まりの禁止
(2)すべての公開イベントおよび集会、祝賀会、結婚式等の開催の制限
7 文化・スポーツイベント等の開催制限
(1)公共の屋外での文化イベントの開催が禁止されます。
(2)座席が固定される会場において、保護マスクを使用する場合にのみ、文化・スポーツイベントの開催が許可されます。イベント開催の際には、全ての参加者がRVT/PCT条件を満たし、着席する座席と座席の間を1つ開ける必要があります。
(3)イベント会場での飲食物の提供および消費は禁止されます。
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