●保健省高官は、感染者数は増加傾向で警戒が必要であると述べています。また、全ての年齢層へのワクチン3回目の接種を検討しており、来週の感染症委員会会合で議論されると述べました。皆様におかれましては、引き続き感染予防の徹底をお願いします。
●政府は、新規感染者数につき、10月31日は1,723名、11月1日は2,120名、2日は1,790名、3日は2,042名、4日は2,012名、5日は2,080名、6日は名1,122で、累計の感染者数は873,707名となったと発表しました。
●日本政府は、新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置として、ワクチン接種証明書保持者に対する入国後・帰国後の行動制限及び外国人の新規入国制限の見直しを行いました。ただし、ヨルダンのワクチン接種証明書については、日本で有効とは認められておらず、入国後4日目以降の行動制限緩和または待機期間短縮の対象外となります。なお、現在、両国政府間でワクチン接種証明書を相互承認すべく調整中であり、新たな決定がありましたらお知らせします。
有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/countrylist1029.pdf
【本文】
1 ワクチン接種の3回目の予定、現在の感染状況等に関する政府の説明
6日、バルビーシ保健省感染症担当次官は、テレビ番組に出演し、以下のとおり述べました。3回目接種については、正式に決定し詳細が判明次第、改めて領事メールでご案内します。
(1)ワクチンの3回目接種については、これまで60歳以上の者、医療関係者、慢性疾患者に行ってきたが、2回目接種から6か月以降経過した者も対象とすることを予定しており、来週開催される感染症委員会会合にて、2回目接種から6か月以降経過した全ての年齢層への3回目接種について議論される予定(注:ハワーリ保健相からも同様の発言あり)。これまで、約4万人が3回目のワクチンを接種しており、今後更に増えることが期待される。
(2)3回目接種においては、1、2回目接種と同じ種類のワクチンを接種することが望ましいが、アレルギーや海外渡航等の理由により別の種類を接種することを希望する場合には、種類の変更も可能。なお、3回目接種にあたっては(アポイントメントの)メッセージを受信することなく、いつでも適当な接種センターを訪れ接種することができることを想定。
(3)年末にかけて、ファイザー社製ワクチンが約340万ドーズ供給される予定。また、先週日曜には50万ドーズのシノファーム社製ワクチンが到着した。ワクチン接種率は対象者の60%に達している。また、ヨルダンは、米国においてコロナ治療薬が承認された後、その購入を検討する。
(4)ヨルダンの感染状況は、依然安定しているものの、感染者数は増えており警戒が必要。新規感染者数は、先々週の時点で10,796名であったのに対して、先週は12,789名であったとおり、約2,000名の増加となっている。また、陽性率の平均も、先々週は4.87%であったのに対し、先週は5.5%に達した。
(5)感染者数のうち、6〜9歳が4%、10〜17歳が31%、18〜24歳が9%を占めている。ヨルダンの人口の60%を占める生徒・学生(小学校から大学まで)にあたる年齢層の感染者は、全体の42%。また、55歳以上の感染者は11%のみとなっており、(この年齢層の)感染者数減はワクチン接種の結果である。
2 ヨルダン国内感染者数等
ヨルダン保健省は新規感染者数、陽性率等を次のとおり発表しました。
10月31日:1,723名(アンマン609名)陽性率5.74% 死者10名 PCR検査数30,035件
11月1日:2,120名(アンマン785名)陽性率5.56% 死者14名 PCR検査数38,127件
11月2日:1,790名(アンマン653名)陽性率5.09% 死者10名 PCR検査数35,149件
11月3日:2,042名(アンマン676名)陽性率5.53% 死者15名 PCR検査数36,929件
11月4日:2,012名(アンマン757名)陽性率5.54% 死者11名 PCR検査数36,291件
11月5日:2,080名(アンマン924名)陽性率6.02% 死者14名 PCR検査数34,526件
11月6日:1,122名(アンマン342名)陽性率5.90% 死者12名 PCR検査数19,024件
3 日本政府の新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(ワクチン接種証明書保持者に対する入国後・帰国後の行動制限及び外国人の新規入国制限の見直しについて)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C137.html
11月5日、日本において新たな水際対策措置が決定されましたところ、主な点を以下のとおりお知らせ致しますので、日本への御帰国・御入国等の際には、最新の情報に御留意いただくとともに、特に本件措置の対象となるワクチン接種証明書等について、下記のホームページ等を御確認ください。
「海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について」
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificate_to_Japan.html
●さらなる詳細については、以下のホームページを御確認ください。
「水際対策強化に係る新たな措置(19)」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100256021.pdf
(1)ワクチン接種証明書保持者に対する入国後の行動制限の見直し
受入責任者(入国者を雇用する又は入国者を事業・興行のために招へいする企業・団体等をいう。以下同様。)の管理の下で、ワクチン接種証明書保持者に対し、入国後最短で4日目以降の行動制限の見直しを認めることとします。
ただし、ヨルダンのワクチン接種証明書については、日本で有効とは認められておらず、入国後4日目以降の行動制限緩和または待機期間短縮の対象外となります。なお、現在、両国政府間でワクチン接種証明書を相互承認すべく調整中であり、新たな決定がありましたらお知らせします。
有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/countrylist1029.pdf
(2)外国人の新規入国制限の見直し
現在原則として一時停止している外国人の新規入国について、日本国内の受入責任者から業所管省庁へ提出した誓約書及び活動計画書を含む申請書式が事前に業所管省庁の審査を受けたことを条件に、商用・就労目的の短期間(3月以下)の滞在者及び長期の滞在者の新規入国を原則として認めることとします。
※ 外務省感染症危険情報発出国は外務省海外安全ホームページを御確認ください。
※ 査証制限措置対象国については外務省ホームページを御確認ください
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
(問い合わせ窓口)
日本国内から:0120-565-653
海外から:+81-3-3595-2176(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)
○出入国在留管理庁(入国拒否、日本への再入国)
電話:(代表)03-3580-4111(内線4446、4447)
○外国人在留支援センター内外務省ビザ・インフォメーション
電話:0570-011000(ナビダイヤル:案内に従い、日本語の「1」を選んだ後、「5」を押してください。)一部のIP電話からは、03-5363-3013
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語(英語での閲覧も可))
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 武井
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P. O. Box. 2835 Amman 11181 Jordan
consular@am.mofa.go.jp